じゃあ、野乃香の「交配」開始ボタンに「コネクト」させてもらうね。
あ、そうだ。
アー4126は付け加える。
未来「人」はこの時代の病原菌にはすごく弱いので、個体防御の為に指などの敏感な接続部が「機能」する際には、ジェルが噴出して被膜で覆われるようになってるんだ。
とアー4126は言いながら、アーの手はみるみるとヌルヌルした液体で覆われていく。
アー4126はそのヌメヌメと光る両方の人差し指を、前ならえをするように平行に突き出しながら、左右の人指し指の指頭が野乃香の両の乳首のそれぞれの先端に触れんとして、ゆっくりと近づいていく。
なんか、すごく気持ち悪そうなんですけどぉ~。
と、野乃香は呟きながら覚悟を決めて、恐々と肩をすぼませながらも、透き通るように白く張りのある釣り鐘型のおっぱいをプルプルと小刻みに震わせ、アー4126の指の接触を待ち構える。
杉沢先輩を模したほっそりとした両の人差し指の指頭が、野乃香のピンク色の両乳首の先端に触れるや、アー4126はそれを更に押しつけながら、繊細な振動と共に乳首の先端をスリスリ、ニュリニュリとこすり、転がし始める。
あ!いやっ!ちょ、ちょっと!ダメっ!
あっ!あん!気持ちいい。。
アーの指先のヌルヌルした感触と、繊細な刺激と振動によって、野乃香の敏感な乳首の先っぽから脳髄へと快感の電流が駆け抜ける。
更に、アー4126はヌルヌルした親指と人差しで野乃香の両の乳首を摘まみ、クニクニ、グニグニと弄り始める。
あ、あっ、あっっ!!
先輩ったら、ダメよ。
思わず目の前で自分を優しく見つめる「杉沢先輩」のビジュアルに翻弄され、本物との区別がつかなくなり、そう叫んでしまう野乃香。
っっん、あっ!あん!
ジェルのヌチュクチュという音と、野乃香が真一文字に口を結んでこらえても、そこからついつい漏れ出てしまう喘ぎと溜息が、向き合った二人の間の空間を満たす。
と、その時、アー4126からまた警告音が鳴り、その指の動作が停止する。
ブー!ブー!
「融合」開始失敗!
出力異常!出力異常!
そして、アー4126から発せられる無機質な声。
「未来政府産業省工業規格第3419696項に規定する女型個体「接続ボタン」のサイズ、検索、、検索、、
、、直径・長さ上限値規格を外れている。、検索、、
通信可能正常サイズ、直径・長さ共10.50mm以内、、検索、検索、、」
そして、沈黙。
杉沢先輩・アー4126は、野乃香を見つめ、首をかしげながら呟いた。
う~ん、、と、
野乃香の「乳首」、、デカすぎ?、、かな?
えっ、ちょ、ちょっと!
何、失礼なこと言ってるの!?
そりゃ、少しだけ大きいかもしれないけど、、
恥じらう乙女に面と向かってそれを言うのか!?杉沢っ!
野乃香は頬を膨らませ、ふて腐れて、胸を両手で隠す。
すると、また、アー4126が何か呟き始める。今度は少し女性の様な高く柔らかいトーンの声。
「未来政府情報局より発令します。今次特別ミッションを優先し、ノンマスカブル割込み特別要求プログラムの発動が許可されました。快感信号収集を継続してください」
すると、杉沢先輩・アー4126は野乃香に近づき、いきなり野乃香をぎゅ~っ!と抱き締めてアー4126の唇を野乃香の唇に接続する。
つまり、キスを始める。
ちゅ~~っっ!
「杉沢先輩」の瞳が野乃香を見つめる。
っん!っんんっ!あぁん!
野乃香は、この人は本当の杉沢先輩ではないのだろう、と思いつつも、心のどこかで、いつも職場の蔭から隠れ見て、時に人恋しい夜にはベッドの中で密かに自慰行為の相手としてしまう、その杉沢先輩本人であってほしい、そして、その肌の温もりの中で抱かれて一つになりたい、と切に想い願っている自分がいることにふと気が付く。
いつの間にか野乃香は、杉沢先輩・アー4126の首に腕を回していた。
ちゅっ、ちゅっ~~っ!
っんっ!あぁんっ!
杉沢先輩・アー4126はヌルヌルの舌を野乃香の唇に差し入れ、野乃香の舌に絡ませる。
互いの舌が絡み合いながら、さらに「杉沢先輩」は野乃香と激しくキスを続ける。
ちゅ~っ!
レロレロ、ちゅぷ、ちゅばっ!
ちゅっ!ちゅ~~っっ!
その時、アー4126の頭部の中から、微かに音がする。
(、、快感収集率5.5%、5.6%、5.7%、、、)
アー4126はキスを返す野乃香の顔を見つめる。
どこか遠くを見ていたアー4126の視点は、野乃香の表情をつぶさに観察し始める。
「杉沢先輩」の指は、再び野乃香の乳首に伸び、それを優しく摘まみ、時に強く引っ張り、ヌルヌルの指先でコロコロと転がし弄り始める。
(わたし?僕?「杉沢」?)
アー・4126の瞳の奥で何か別の作用が起きている。
(検索、検索、、僕?、わたし?、、検索、検索、、該当データなし、、)
アー・4126は呟いた。
、、の・の・か、、
野乃香は、そう耳元で囁かれた後、少し強く抱き締められるのを感じる。
ん?、なあに、先輩?
っんっ!ちゅっ!あぁ、先輩、、、
、、の・の・か、、
杉沢先輩・アー4126は野乃香を軽々と持ち上げると、お姫さま抱っこして、野乃香をベッドに横たえる。
杉沢先輩・アー4126の舌は、野乃香の唇から耳の裏、耳たぶ、そして、うなじ、首筋へとゆっくりと愛撫しながら、次第に下へと移る。
そして、野乃香の乳首に到達し、それにしゃぶりつく。
にゅりにゅり、、
ちゅぷちゅぷ、ちゅぱちゅぱ!
ちゅっ!ちゅ~~っ
アー4126にきつく自分の乳首を吸い上げられ、野乃香の長く大きい乳首はさらにコリコリと尖る。
その固くなった乳首に、アー4126の舌は繊細な振動を加え、クネクネと絡み付き、クニクニ、クリクリと8の字を描いてコネクリ回す。
そんな風に攻められて、野乃香の乳首はさらに先端が突き出して、赤く膨張し、快感の電流が、その先端から野乃香の全身へと放射される。
あっ!、あっ!
いぃ、いぃ、あぁ、わたし感じちゃう!
野乃香から思わず喘ぎと溜息が漏れ出る。
(快感収集率、21.3%、21.4%、21.5%、、)
アー4126の頭部から発する微かな音に被せる様にアー4126はまた呟く。
、、の・の・か、、ぼ・く、、の・の・か、、
そして、またアー4126が発する無機質なアナウンス。
、、女型個体の「融合」接続部の形状確認開始。接続コネクターの変形起動、、
すると、アー4126の股間の「一口ウインナー」大の「突起物」が、ぶつぶつとした無数の小さな突起の生える「蛇の鎌首」のような先端部をもった、ヌルヌルとしたチューブに変形する。
それがクネクネと伸びて、野乃香のパンティの中にヌルヌルと侵入していく、、、
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