あ、あの、、
杉沢先輩なんでしょ?
あたしをからかってるのよね?
野乃香は、杉沢先輩・アー4126の無機質な瞳を見つめて問うが、このヒューマノイドと称する男は冷たく応える。
私は、杉沢先輩ではない。
野乃香との「コンタクト」を円滑に進めるため、野乃香の脳内の心象描写を脳波センサーで捉え、最適な変形対象を選択し、それをコピーしただけだ。
更に杉沢先輩・アー4126は続ける。
我々は快感信号採取の「個体サンプル」に特別な選別行動を必要としない。この時代の最初にコンタクトした個体、つまり、野乃香から「快感信号」を採取する計画だ。
協力を拒絶する場合には、野乃香を時空の狭間に投棄し、次のサンプルへのコンタクトに移行する。
そして、野乃香はこの時代の警察機関から未解決の行方不明者として処理されるだろう。
では、再度聞く。
野乃香、貴女は快楽データ収集に協力するか?
野乃香は未だに半信半疑のまま、杉沢先輩・アー4126の得も言われぬ迫力に押されてやむ無く応える。
え~っ。う~ん、、
分かりました。
協力すればいいんでしょ。
うん、よし!協力だね。
ありがとう。
アー4126は、杉沢先輩とそっくりな感じで、初めてニッコリと笑みを浮かべた。
では、更に説明するよ。
我々AIヒューマノイドは、野乃香の世界が「子供」と呼ぶ次世代個体を、男型個体と女型個体の各々のAIネットワークの融合で生成する。しかし、快感と呼ばれる信号刺激が良品の個体生成には欠かせないことが分かったんだ。
さて、AIネットワーク生成、つまり、「交配」開始のスタートボタンは、女型個体のこの部分だよ、、
と杉沢先輩・アー4126は言って、野乃香の薄手のニットのセーターの上からでも、はっきりそれとわかる豊かな胸の膨らみのてっぺんを人差し指で押した。
ふぬゅ~~
と、野乃香のおっぱいのてっぺんが指で押されて凹むのを杉沢・アー4126は眺めながら、
あっ!あんっ!
って、、
ちょ、ちょっと!
何するのよ!
と、野乃香が抗議しようとしたその時、
突然、アー4126は無機質な警告音を発した。
ビーッ!ビーッ!
データ不良!データ不良!「交配」開始失敗!「交配」開始おっぱい、いや、、失敗!
アー4126は命じた。
野乃香、上の衣服を除去しなさい。
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