茜は男をどう攻めたらいいのか、俺は茜で女をどう攻めたらいいのか練習台にすること。茜との別メニューというのは、言わなくても分かると思うが普通にセックスすることだった。
提案したその日から練習は始まって、シャワーを浴びる前にロッカーで、あるいはリングの上で茜と情事を重ねるのが当たり前になった。
一見すると羨ましい光景にもみえるが、ダメ出しされながらのセックスはそれが仕事の為と思わなければ無理だったと思う。射精はもっとコントロールしてほしいとか、腰を動かしてるだけで私は全然感じてないとか、彼女と彼氏の関係だったらまず聞けないような言葉が次々と飛び出してきた。
地下プロレスという観点で立てば茜は何度か試合に出ていたそうで、勝ちこそなかったものの経験は間違いなく自分よりもあった。どのような攻めが実際にあるのか、その話を元に技をかけたりかけられたりした。
初めての試合の前、俺は茜でリングの上できちんと女をイかせることができるのか、最後の確認をした。
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