その頃、ゼツは
大きな菓子箱を持って
105号室のインターホンを押していた
そう、
コインランドリー横のアパートである
ピンポーン
「どちら様ですか?」
「今度、こちらに引っ越して来たものです。菓子箱を持って挨拶に伺ってます」
「ちょっと待てくださいね」
ガチャ
ドアが開く。
が
チェーン錠されている
そこに菓子箱を差し出すゼツ
チェーン錠をはずし、ドアが大きく開く
すかさず1歩踏み込んで目の前に菓子箱を両手で差し出すゼツ
その時に
差し出した右手に持っていたキーホルダーをわざと、落としてみせる
「あっ、落ちましたよ」
と言って、しゃがんで拾おうとするSYさん。
素早く後ろに回り込み
口を塞ぎ羽交い締めにするゼツ
騒ぐな!
そのまま手足をバタバタとしているSYさんをズルズルと廊下を引きずり奥の8畳ほどの部屋に引きずりこむ。
テーブルの上に転がっていたボールペンを目に突き刺すように持って行くと
ナイキのジャージを引きずり下ろし
上は捲り上げた
怯えた目
今にも暴れ出しそうな目
見開いた目
血管が1本1本見えるぐらいに見開いた目
家に居るときはノーパンノーブラなのだろう。下着は付けていなかった
手足をバタバタさせる力が次第に弱くなり
断末魔のうめき声を上げ目だけが見開いてる
その顔は横山サチエそのものであった
ゼツはドクドクと脈を打たせる
そうして
自慰にふけった
ゼツは風呂から上がると
寝床に入り眠りに付くのであった。
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