金舟が署に戻ったのは8時半である。
本部長が金舟の帰りをまっていた!
馬田本部長
「金舟、ボタンの持ち主は解ったか」
金舟
「粟田優子。あの横山幸恵さんの勤め先のすぐ近くでスナックパドックを経営。そこのママさんですね。」
馬田本部長
「しかし、りんってペットだったとはな。思い込みは禁物だな。」
金舟
「北さんが一番に気づいてくれて良かったです。」
馬田本部長
「で、ボタンはいつ何処でなくしたか、覚えてたか?」
金舟
「向こうも商売してるだけあって、スケジュール手帳を置いてまして、3年前の事もスラスラと覚えてくれてました。3年前の10月25日に栗駅に着く直前に電車内のシートの上に落としたと言ってますね。」
馬田本部長
「その話が本当ダとして、誰かに恨まれるような、罪を擦り付けられそうな事はなかったのか?」
金舟
「全くなかったらしいです」
馬田本部長
「金舟がそう言うなら間違いないだろう。そうしたら、念のために栗駅でビデオテープを借りて来て裏付け捜査だな」
金舟
「帰りに栗駅とママさんが乗った東駅と両方のテープを借りて帰ってきましたから」
馬田本部長
「さすが金舟!早速、観てみようじゃないか!」
金舟の寄り道は
そう言う事だったのだ!
金舟
「粟田優子。」
金舟
「」
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