空想・幻想小説

刑事さんが来てるのをお客さんが、勘ぐったりするかもだから、用件を早速お聞きします


と、ママさん


「スミマセンね。実は3年前の婦女暴行強姦致死の事件を捜査してるんですが、3年前の10月25日の事を思い出す範囲で結構何で、ご協力お願いしたいんです。」

と金舟。


3年前の事件と私が何か関係してるんですか？
婦女暴行強姦なら男でしょう。うちに来るお客さんも紳士的な方が多いし、、、、
でも、話を聞きに来るぐらいだから、何か根拠があるのよね。根拠は何かしら？


「失礼しました。実はですね、内密にしてもらいたいんですが、現場にブランド物のコピーでRってボタンが唯一落ちていたんです。ママさん、心当たりがおありのはずでしょう。」


ブランド物のRね。韓国旅行に行った時に安いから買って帰ったけど、今はタンスの肥やしよ。


「で、我々が調べたところ10月25日にショッピングモールのブランド店にボタンを買いに行かれたと思うんですが間違いないでしょうか？」


ブランド店にボタンを頼みに確かに行きましたよ｡コピー商品なのでお取引できませんって！言われたわよ｡
でも、それだけで住所も名前も言ったはずないの二、よく私だと解ったわねー


「ママさん、その時にリンちゃんの予防接種に3時に行くから急いでるって、店の女の子に言ったでしょう。初めはリンちゃんって女の子だと思い込んで病院、小児科をあたってたんですが、トイプードルのリンちゃんだったんですね。そこの動物病院でお聞きしました。」


3年前って言ったら、ちょっと待って下さいよ


と

古い手帳を出してきた。









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