3日目はとりあえず復習からだった。初日の胸弄りと2日目の下着越し割れ目なぞりを同時にやるように書いてあった。土曜日の部活練習から帰ってくると、レイカは制服のスカートを脱ぎ、シャツのボタンを外してブラを上にずらし、椅子に腰かけて指示通りに触り始めた。左手は胸に右手は股間に…まだぎこちない動きだったが、昨日おとといの気持ち良さをまた味わいたくて、一生懸命に自分のカラダを愛撫してゆく…。
「相乗効果というものでしょうか…同時に行うと…とても…はあぁぁぁ…!」
レイカは昨日よりも早く自分の下着が湿ってゆくのを感じた。そして、今日のページに書かれているある部分を心の中で繰り返し読み、自己の正当性を何度も確認した。その部分とは…もしも弄っている時に思い浮かぶ男性がいたなら、それがたとえどんな相手でも全く問題ない…そのまま素直な気持ちで妄想しながら続けなさい…というものだった。
「あぁぁ…お兄さま…!」
もはや頭に浮かぶ兄の顔を払拭することはしなかった。むしろ、机に飾ってある家族で海に行った時の兄とのツーショット写真を見ながら、レイカは指の動きをやや早めた。水着で抱き合う二人…そして、兄の指がレイカの胸と…女性の一番大切なところへ…。
「はあぁぁぁ…下着が…もう…!」
湿ってきたというよりは明らかに濡れてきてしまった下着がレイカに今日の新しい課題をそろそろ実行しろと促した。
「脱いだ方が良さそうですね…」
そう…3日目の課題は…下着を脱いで直に性器を弄ってみよう…であった。最初読んだときにはトイレや風呂場以外で下半身をさらけ出す行為に抵抗があったレイカだが…復習を終えて、直接触ったらどうなるんだろうという好奇心で胸がいっぱいになっていた。そして、下着をこれ以上汚してはいけないという大義名分を得て、当初の抵抗は完全に消え失せた。ドキドキと胸を響かせながら下着に指をかけて…スルスルと下ろしていき、足首から抜いて床に置いた。ふと鏡に映る自分を見て、中途半端にシャツとずれたブラだけ身に付けている姿が恥ずかしくなって、いっそのこと全裸になることにした。
「あぁ…全部脱いでしまいました…」
自分の部屋とはいえ、入浴や着替えでもないのに丸裸になっているという状況はそれだけでもレイカには刺激的で、彼女の幼い性欲を目覚めさせた。早く触ってみたい…レイカは再び椅子に腰かけると、ためらうことなく脚を大きく開き、興奮と緊張で震える指を股間へと伸ばした。
「すごい…!こんなに濡れて…!」
ヌルッ…!柔らかくて湿っぽい自分の粘膜の感触にドキッとした。そのままさっき下着越しにやっていた指の動きを再開させる…もちろん兄のことを想いながら。
「はあぁぁ…お兄さま…!」
目を閉じると…兄が優しくマッサージしてくれてる禁断のシーンが浮かんでくる…。
「あぁぁ…さっきと全然違います…直接触るの…すごく…気持ちいい…!あぁっ…!」
本に書いてある通りに、膣の穴の周りをなぞってみたり、穴の中にそっと小指をちょっとだけ出し入れしてみたりした。その度にお腹の底からキュンと快感が湧き上がり、レイカのカラダがピクンと動いた。無意識のうちに左手もむき出しになった胸へと伸び、指が乳首を摘まんだり転がしたりしていた。
「あっ…あっ…!音が…!何て言うか…すごくいやらしい音が…恥ずかしい…」
クチュッ!クチュッ!とうとうレイカの性器が卑猥なおしゃべりをし始めた。見てみると…革張りの椅子にトロトロと膣口がヨダレを垂らしていて、すでに500円硬貨程の大きさの水溜まりができていた。
「やっぱり下着を脱いで正解でしたね…これで…今日の課題はクリアです…!」
直接性器に触れて音がするまで弄る…それが3日目の目標だったのだ。レイカはもう少し続けてみたかったような、今日はここまででホッとしたような複雑な気分だったが、服を着てから、汚れた椅子をティッシュで拭いた。そして、明日のページを見てしまわないようにしながら本を引き出しにしまった。
「明日は…どうなるんでしょう…?」
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