「こんな格好でごめんなさい」
濃紺に白の花柄の浴衣を着た玲子は用意したお茶と菓子を差し出した。
「いやいや構いません、相変わらず玲子さんはお綺麗だ」
風呂上りの艶やかな顔とソープの香りを漂わせた玲子はまた普段と違った魅力があった。
「和ちゃん可愛くなったでしょう」
玲子は孫の話を持ちかけて話題を作った。
「あなたに似てますよ、将来はきっと美人になりますよ」
「まあ秋山さんお上手なこと」玲子はそう言いながらもうれしかった。
「ところでお灸は初めてですか・・」秋山は尋ねた。
「はい、今まではあんまさんを頼んでましたの、でもお灸もいいと聞きましたので」
「肩こりですかそれとも腰痛ですか」
「腰なんです」玲子は腰に手を置きながら言った。
秋山はバックからお灸の道具を取り出しながら言った。
「それじゃあお布団の上にでも伏せていただきますか」
玲子は襖を開けて布団の敷かれた部屋に案内した。
「着替えましょうか」少し戸惑った様子で玲子は言った。
「かまいませんよ」
「それじゃあ失礼します」
玲子は後姿で浴衣を腰まで落とし布団に伏せた。
白い肌に程よい肉付きと見事な巨尻に秋山は改めて固唾を呑んだ。
「それじゃあ失礼してツボに印を付けますので」
指で背中から腰を滑らせながらツボを探る初めて触れる玲子の肌はいわゆる餅肌といわれるものだった。
「暫らく熱いと思いますが藻草を燻します」
小さく丸めた藻草を置き線香の火で付けて治療するのである。
玲子の柔肌に六ヶ所に置かれた藻草が細い煙を上げはじめた。
「うう・・・」
煙が一斉に立ち始めると玲子は顔をしかめて耐えている様子が秋山にとって快感を覚えるのであった。
「熱いでしょう、少しの辛抱です」
2分も経つと藻草は黒い灰になった。
薄っすらと汗ばんだ肌に秋山は手を触れた。
「少しお揉みしましょう」
秋山は玲子に跨るようにして体重をかけながら腰から臀部にかけて揉み始めた。
玲子の弾力のある臀部が秋山の股間に感じられるとたちまちペニスが硬く勃起し始めた。
それは玲子自身にも感じられた。
夫との死別から3年、長い間寂しい夜を密かに慰めていた玲子にとって序序に火照りを感じ始めた時だった。
しかし秋山は娘の義父やはりいけない関係と思った瞬間だった。
浴衣が秋山の手で剥ぎ取られた。
「ああ・・いけません」
荒々しい無骨な手が腿を割って入って来た。
「あんたのこのいやらしい肉体がいけねえんだ」
熟れた肉体を貪ろうとしているヤモメ男と疼く肉体を持て余す未亡人の絡み合いが始まろうとしていた。
※元投稿はこちら >>