期待に副えますかどうか・・・
山本は酩酊状態で階段を何度も踏み違え、転落しそうになったが
どうにか二階の奥の部屋にたどりついた。
休日前の金曜は本来ならウキウキする処だが、山本にはそんな気分ではなかった。
帰っても待つ人もなく寝るだけの毎日である、せめて叶わぬ大家の志野に好意を寄せ
自慰にしたる事だけのせつない日々であった。
部屋に入るとまだ昼間の熱気が部屋にこもり暑かった。
窓を開けるとヒンヤリした空気がサッと入り心地よかった。
山本はズボンとシャツを脱ぎ捨てると布団に倒れこむように寝入った。
板塀と雑木に囲まれた古い屋敷は静寂な夜を迎えている。
その頃志野は山本の泥酔を階段の音で悟っていた。
まだ昼下がりのあの余韻が熟れた志野の肉体に宿っているのか眠れないでいる。
志野は寝室から起きると浴衣姿で浴室に向かった、そしてさらりと浴衣を脱ぎ
去ると洗い場に片膝を落として冷たい水を桶に汲んで汗ばんだ身体を流した。
丸め上げた髪に写る志野の顔は次第に妖艶な女に変わっていく。
志野は何かを決意した様子で浴室を出ると食卓の冷蔵庫のワインをグラスに流し込み
一気に飲み干した。
暗がりの階段を静かに上りつめると静かな足どりで奥の山本の部屋に向かった。
戸を開くと山本はパンツ姿で大の字で深い眠りに就いている、酔っているせいで寝息が
大きく聞こえた。
蛍光灯の豆電球で部屋は意外と明るかった。
志野は布団に寝入る山本を見下ろしながら浴衣の紐をゆっくりと解きはじめた。
そして浴衣を肩からスルリと落とした。
その瞬間、眩いほどの志野の白い裸体が惜しげもなく浮かび、豊満な乳房とはちきれそうな臀部
・・・・・。
志野は膝を落とした。
山本がうつらな目を開いた
「あっ、おかみさん・・・・・」
山本は仰天して志野を見上げた。
「いけないかしら、こんな私の身体で・・・」
山本はまさかこんな事が・・・迫り寄る妖艶な志野の肉体が山本を虜にしていく。
たまり溜まった男と女の肉欲が古い下宿の一室で・・・・・。
すでに男の肉棒さきばしり汁を垂らし、女の熟れた肉尻はその肉棒を咥えようと待つ。
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