今もそうだが、正美は、多くの奴隷たちの身につけていた制服を着せられ、多くの奴隷たちを縛り上げてきた麻縄で体をなぞられ、多くの奴隷たちに愛でられてるような錯覚に陥った
ハイヒールを舐めてる時もそうだった
園田の奴隷たちが 履いたハイヒールをなめて清めて、その奴隷たちに奉仕しているような錯覚に、とても幸せを覚えた。
そしてその靴を自分が履くことによって、その靴にまた1ページ 加えていくことに、不思議な感覚を覚えた。
正美は
そんな思い巡らしていたが、園田の次の言葉で現実に引き戻された
「何をされたいか言ってみろ」
園田は先ほどまでの柔和な表情ではなく、毅然とした調教師の雰囲気をまとっていた
正美は、そんな調教師に冷たさえ覚えた
「ほら言ってみろ、何をされたいんだ」
少女の体をなぞっていた 麻縄も少女の目の前に置かれ
今回は鞭は使われず、ただ言葉だけが飛んでいた
少女は うつむいていた
「ご主人様の望むままにしてください」
少女は小さく答えた
「そんなことは聞いてない」
園田は声を荒げた
「お前が何をしたいのか聞いてるんだ」
少女は泣きそうだった、見捨てられたと思っていた。
これは後になってわかることだが
園田は、少女の ぞみや石を聞きたかっただけで、冷たく当たったわけでも見捨てたわけでもなかったが
正美は、父親に厳しく育てられたことや、今までの体験から来る、様々に絡んだ 価値観が、園田のことを、冷たく見捨てられているように受け取らせていたのであった。
うつむく 少女の瞳から涙がこぼれた
「泣くことじゃない、お前がどうしたいか聞いてるだけだ」
少女は言葉にできなかった
改めて自分の望みを問われ、言葉にできなかった
少女はもう一度自分は、何を求めてここに来たのか 自分に問い直した。
「縛ってほしいです、そして スパンキングして欲しいです。」
「好きな彼にも縛ってもらったんだろう?」
「はい、でもご主人様と全然違っていて、気づいちゃったんです。私にはご主人様 しかいないって、どうか、この奴隷に、縄とスパンキングを与えてください。」
少女は涙ながらに訴え
「それがお前の望みか?」
「はい、泣くほど叩かれたいです。」
「もう泣いてるじゃないか」
そう言うと 園田は柔和な、笑みを浮かべて 目尻にしわを寄せた。
「俺は、もの言わない おもちゃが欲しいわけじゃない、お前の望むものを聞いてみたい。いつでも望むもの 言いなさい」
園田はそう言うと、少女の体に縄をかけ始めた
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