茉凛
「・・・。」
何も答えられなっかた・・・
きっとどんな理由をつけても、ごまかしきれないおもちゃの音・・・
全身が心臓になったようだった・・・
全身がドクンドクンと脈打つ・・・
電マのスイッチのタイミングはテレビ画面と合わせたつもりだった、
何よりも、掛布団をかけて音が漏れないようにしていたつもりだった・・・
オナニーするのに両手を使いたくて、スピーカーにして聞いていた…
でも、奈々の電マやこの男の声が大きかったので、ワイヤレスイヤホンを途中からしたのがいけなかった・・・
ノイズキャンセリングで、自分の音は聞こえにくくなっていたのだ。
ご主人様
「これが茉凛さんがむっつりスケベで、オナニーが大好きな女の子っていう証拠です。フフッ」
ネイル作業をしている茉凛の手をグッと握り返した・・・
思わず、体がビクッと反応した。
茉凛は動揺していた。。
ご主人様
「あっ、忘れてた。ぜひ、これも見てください」
スマホ画面を茉凛に向け、1枚の画面キャプチャの写真を見せる。
そこにはビデオ通話に出るときに、カメラをOFFにする前に少し映ってしまった画像だった・・・
ベッドに電マが転がっているのが一瞬映り込んでいた写真・・・
もう完全に言い逃れができなくなった。
茉凛は呼吸が上手くできないほど動揺していた。
ご主人様
「フフッ、私の直観は当たりましたよ。フフッ」
「あなたから奈々へのメールで、身の危険を感じてバックアップ動画を見返してみたんです。」
「その時、私は茉凛さんの表情から奈々と同じ匂いを感じたんですよね。」
ご主人様
「だから、昨日、茉凛さんにトラップをかけました。」
「奈々からの変態電話だと思ったら、きっと茉凛さんは油断する。」
「そして、ネイリストでもある茉凛さんがオナニーするとすれば、きっとおもちゃを使用すると予想しました」
「ネイルアートもしていると思いますし。フフッ」
「だから、おもちゃの音を録音したくて色々試しました。」
ご主人様
「そして2度目にテレビ電話にしたのは、画面を見ながら茉凛さんがおもちゃを使いやすいようにしてあげる意味もあったんですよ。フフッ」
「案の定、茉凛さんは一緒にオナニーをしてくれた。フフッ」
「そして、奈々に言葉責めをしているようで、私は茉凛さんもにも響けばいいなと思って言葉責めしていました。」
「茉凛さんは、きっと便乗してくると思ってましたよ。」
男は靴を脱ぎ、テーブルの下の茉凛のスカートの中に足を入れ、膝をそっとなぞった・・・
茉凛
「いやぁ・・・」
不意打ちだっただけで、とっさに腰を引く・・・
ご主人様は、あえて足で膝に触れ、いつでもその気になれば・・・
という意思表示をした。
今まで隠してきた、自分のはしたない部分をすべて握られてしまったかの様な絶望に苛まれ
明らかに動揺していた…
この男が推測した通りにオナニーしてしまったのは紛れもない事実・・・
茉凛の中では、この男に弱みを握られ、脅されていく構図が頭の中で勝手に出来上がっていく・・・
茉凛の心の中
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「全部お見通しなの?」
「どこまで分かっているの?」
「私はこのまま、この男の人に脅されるの?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この状況でも、仕事である以上・・・
この男の手を握らなければいけない・・・
内面をすべて読み取られそうで怖かった。
ご主人様
「茉凛さん、昨日あの電話で一緒にオナニーしてましたよね?」
「それさえ、認めれば危害を加えるつもりは一切ないです。」
「どうですか?しましたしたか?」
茉凛
「・・・・。」
答えることができなかった・・・・
男は無言で、膝に触れている足に力をいれ茉凛の脚を徐々に引いていく・・・
茉凛も必死に足に力を入れ身構える・・・
ご主人様
「素直になった方が身のためだと思いますよ。」
「茉凛さん、昨日あの電話で一緒にオナニーしてましたよね?」
男は含みを持たせ茉凛を追い込んだ。
茉凛は小さく頷く・・・
ご主人様
「駄目です。ちゃんと口で言ってください」
「茉凛は昨日、変態電話で一緒にオナニーしました。」
「これを言ったら、何もしませんよ。」
茉凛
「・・・・・・。」
「・・・・。」
茉凛
「茉凛は昨日、変態電話で一緒にオナニーしました。」
消え入りそうな声でつぶやく・・・
全身が焼けるように熱い。
ご主人様
「フフッ、これでお互いに弱みを握っている状態ですね。」
「奈々は私の愛奴なんですよ。」
「だから、奈々に降りかかった危険を振り払うのは、主の私の役割ですから悪く思わないでくださいね。フフッ」
「でも秘密は秘密のままであれば、お互いこれまで通りの生活を送れます。」
「意味分かりますよね?」
茉凛は小さく頷く・・・
☆彡
ご主人様
「フフッ、運命共同体としてちょっと質問なのですが、何で奈々と気づいたんですか?」
茉凛
「仕事柄、やはり髪や爪に目がいってしまいまして・・・」
ご主人様
「だからって、それだけじゃ分からないですよね?」
茉凛
「そ、それは・・・」
「変な意味ではなく、私、奈々さんのスラっとした手が好きなんです。」
「私の理想の手というか、だから余計に覚えているんです。」
「指のバランスとか、両手の同じ位置にホクロがあるとか・・・」
「でも、私の知っている奈々さんのイメージと掛け離れていたので確証がなかったのですが…」
「足がアップになった場面があって、その時、奈々さんと確信しました。」
ご主人様
「足でなんで奈々と?」
茉凛
「奈々さんの足の形と小指の長さです。」
「奈々さんの足の指って、パーツモデルできるぐらい綺麗なんです。」
「でも、昔、奈々さん左足の小指を折ったことがあると言っていて、その小指だけ短いんです。」
「だから、奈々さんと直感しました…」
ご主人様
「やはりそうだったんですね。フフッ」
「さっきの動画のトイレの後は、戻ってきてから感じている表情にも見えますが、あれは何でだったのですか?」
茉凛
「もうその話はしないって約束じゃないですか?」
茉凛は視線を外す・・・
ご主人様
「茉凛さん、人を簡単に信用してはいけませんよ。フフッ」
ご主人様
「先ほど、お互いに弱みを握っていると私は言いましたが、本当にそうでしょうか?」
「よく考えてみてください。」
「茉凛さんは、手や足を見て奈々と確信を持っただけですよね?」
「変装し、顔も分からない、声もボイスチェンジャーで変えられているんですよ。」
「バックアップ動画もない以上、奈々と立証するのは極めて難しいですよね。フフッ」
「周りに言いふらしたとしても、奈々が否定すれば、そこで話は終わりです。」
茉凛
「・・・・。」
ご主人様
「一方、茉凛さんはどうでしょうか?フフッ」
男はポケットからボイスレコーダーを出し再生をする。
「茉凛は昨日、変態電話で一緒にオナニーしました。」
さっきの会話が録音されていた。
ご主人様
「茉凛さんの声ではっきりと自分がオナニーしていることを自白していますね。フフッ」
「動画もありますしね。」
「自分の置かれている状況が把握できましたか?」
「今からお店で大音量でこれ再生してあげましょうか?」
茉凛
「そ、それだけは辞めてください」
「お、お願いします」
茉凛は必死にで男にお願いする。
ご主人様
「それだけはどうしても避けたいですよね。」
「私にだけ知られるか、他のお店のスタッフにも知られるか、どちらがいいかは明白ですよね。」
「もう一度、聞きますね。トイレ後に感じている表情になったのはなぜですか?」
茉凛
「こ、興奮はしてましたが・・・か、感じてはいません。」
必死に感じていたことは否定する。
ご主人様
「本当にトイレに行っただけですか?あとで隠し事がバレたら痛い目見ますよ」
そういうと、男は両足で力を込めて強引に茉凛の膝をガバッと左右に広げた・・・
茉凛
「いやぁっ」
思わず声が漏れ、必死で抵抗する。
茉凛の顔も首筋や鎖骨辺りまで紅潮した。
ご主人様
「じゃぁ、私の目をしっかりみて答えなさい」
茉凛
「こ、興奮して・・トイレに行き、ま、魔が差してノーパン、ノーブラになりました」
涙ぐみ真っ赤な顔で、必死に開脚から逃れようと腰を引く・・・
男は茉凛の手をしっかり掴み、その場に留まらせる。
男はその話を聞いて直観した。
一番最初に足で茉凛の膝に触れた時、足を閉じ合わせるより先に、咄嗟に腰を引いた。
そこから、作業がしずらいのに、わざと男の足が股間には届かない位置で作業をしている。
そして足を強引に足をガバっと開いただけで、鎖骨あたりまで真っ赤に紅潮して恥ずかしがり
異様に距離をとっているように感じる…
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