何よりも昨日のビデオ電話を聞きながら、まさしく、そのオナニーをしていた…
それをすべて見透かされているような感じで話されていることに動揺が隠せなかった。
この男にジッと見られると心の中を全部、見透かされているのではないかと思うほどだった・・・
茉凛の心の中
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「なんで茉凛がオナニー好きとか言ってくるの?」
「オナニーしてることなんてバレてないはず」
「昨日、画面のカメラはOFFにしてた。」
「絶対にバレないように慎重にしてたもん。」
「カマかけてるだけよ」
「絶対、そんな手には乗らない。」
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茉凛
「確かに、昨日の悪質な電話はありました。」
「あなただったのですね。」
「あんまり、怖かったので、枕の下にスマホを隠して通話がちゃんと切れてなかったのですね。」
必死にごまかす・・・
ご主人様
「フフッ、茉凛さん、でも体は正直ですよね。」
「すっごい濡れてきてますよよ。フフッ」
茉凛
「えっ??なに言ってるんですか!そんなはずある訳ないじゃないですか」
必死に反論する。
ご主人様
「手ですよ。手が汗ばんできてますよ。フフッ」
茉凛を弄ぶ・・・
ご主人様
「不思議ですね。茉凛さんが本当にそう思っていたら、2回目の電話は絶対出ないと思うのですが?」
「ん~おかしいですね?」
茉凛
「これ以上、言うならセクハラ行為をしてくると店長に報告して、本当に退店して頂きますよ」
ご主人様
「まー少し落ち着いてください。」
「さて、問題です。昨日の電話は、なぜ1度目は普通の通話で、2度目はビデオ電話だっと思いますか?」
茉凛
「そんなの知りませんよ。」
ご主人様
「それは1度目の通話で種を播き、2度目のビデオ通話で収穫するためですよ。」
「電波が悪くなって切れた感じにするれば、きっともう一度掛け直してくること予想できますもんね。フフッ」
茉凛
「何の話をしているか全く分かりません・・・。」
ご主人様
「私の直感的に、思いました。」
「むっつりスケベの茉凛さんなら、きっと1度目の電話で興奮して、2度目のビデオ電話で絶対に一緒にオナニーするのではないかなと予想したんです。」
「1度目の電話を切った後、すぐに電話せず、色々と準備をするだろうなと思って、ちゃんと時間を取ってあげたんですよ。フフッ」
「や、優しいでしょ?フフッ」
茉凛の心の中
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「なんで茉凛がオナニーすると思ったの?」
「私の何を知っているの?」
「なんなのこの人・・・」
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でも、正しくその通りだった。
ご主人様
「そして掛け直しをする際は、あえて優しさでビデオ通話にしてあげたんです。」
「案の定、ビデオ通話でも茉凛さんは出てくれましたね。フフッ」
「何で変態電話と知っていながら出たんでしょうか?」
ご主人様
「フフッ、答えは一つしかないですよね?」
「それは、茉凛さんが一番良くわかってますよね?」
「興味があったからですよね?」
茉凛
「ち、違います。」
心臓の鼓動が早くなっていくのが自分にも分かる・・・・
ご主人様
「厳密には、奈々のそういう行為に興味があったのですよね?」
「茉凛さんは1度目の電話が奈々であることに気づきましたよね?」
「だって、朝、どうしても気になって奈々にメールを入れてしまった、その日の夜にかかってきた変態電話ですからね。」
「茉凛さんは、直観的に奈々だという確信があったんではないですか?」
「違いますか?」
茉凛
「・・・・。」
ご主人様
「自分に害のあるストーカーや変質者とか、誰だか分からない変態電話なら間違いなくすぐ切ってますよね。」
「でも それが奈々であると確信していれば気が緩んじゃいますよね。フフッ」
「普段、よく知る清楚な奈々からは想像もできない変態行為に興味あったんですよね?」
「もしくは、茉凛さんも可愛い仮面の下に、奈々に近い、人には言えない隠し続けてる性癖あるんですかね?フフッ」
男はあえて奈々の名前を自ら出した。
茉凛の心の中
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「なんなのこの人・・・」
「わたしの心は読まれてるの?」
「奈々さんの名前も自ら出して、何にしに来たの?」
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ご主人様
「そうですよね。そんな簡単には認められないですよね。フフッ」
「当然ですねよ。」
「フフッ、ちょっとこのワイヤレスイヤホンを片耳につけてみてください」
茉凛
「な、なんでですか?」
「作業中なので、それは・・・」
ご主人様
「嫌なら別に無理強いはしませんが、このままスマホから音流しますけどいいですか?」
「逆にそれで大丈夫ですか?って感じですが…どうします?」
茉凛の心の中
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「何?なんなの?」
「脅されてるの?」
「昨日なんかやらかしたかな?」」
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茉凛は、急にものすごく不安になる・・・
言われた通りにワイヤレスイヤホンを右耳に装着した。
もう片方は男が装着する。
そして、スマホ画面を茉凛が見えるようにする。
そして1本の動画を再生する。
ご主人様
「これは先日、お店スタッフが見ている前で、奈々にビデオ通話でオナニーさせた時の動画です。」
動画は短く編集されたていた。
画面に奈々の卑猥な姿が映し出され、仕事モードということもあり
咄嗟に顔を背けた。
ご主人様
「ほら、ここ、ここみてください。」
「この場面で、茉凛さんは何かに気づき、急に恥ずかしそうな表情になってますよね。」
「おそらく、ここで奈々と気づいたんですよね?」
「それから、茉凛さんの表情がどんどん興奮した表情になっていくんです。」
「自分で見て、茉凛さんはどんな表情しています?」
茉凛
「・・・・。」
茉凛は何も答えられなかった・・・
それは発情している自分自身の表情が映っていたからだった。
ご主人様
「そして突然、自分の興奮を隠すように、ちょっと飽きたような、興味無さそうな感じでトイレに行ってますよね。」
「でもトイレ後ははしゃぐ皆の輪に入らず、後ろで作業しているフリして、チラチラ見てますよね。フフッ」
そして、動画は茉凛の顔がアップに映し出された。
ご主人様
「すごい発情しているいやらしい顔をしているように見えます?」
「ここ、この場面なんて、感じている表情にすら見えますが?」
「この表情感じてますよね?」
茉凛
「そ、そんな訳ないです。」
茉凛は、心臓が体から飛び出しそうだった。
ご主人様
「そっか、そっか。フフッ」
「じゃあ、次の動画に行きますね」
男は動画を終了し、次の動画の再生を始める。
ご主人様
「これは昨日のバックアップ動画と、通話記録アプリで録音した音声データを編集したものです。」
茉凛は体が熱くなっていき、汗ばんでいく・・・
茉凛の心の中
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「な、なに?昨日の動画と音声データ?」
「私絶対声なんて出してない」
「オナニーは、絶対バレないように慎重にやったはず・・・」
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茉凛の手は異常なほど汗ばんでいく。
ほとんどが、この男の声と奈々の使用しているおもちゃの音だった。
ご主人様
「はい、ここ!」
「奈々の方は明らかに映像はバイブ音なんですけど、遠くの方で小さい音ですが違う音が聞こえますね。フフッ」
「電マのヴィヴィヴィヴィって音が聞こえますね」
ご主人様
「はい、ここも!」
「この時は、奈々に電マでオナニーをさせて寸止めをさせている場面です。」
「私が勝手にランダムにスイッチのONとOFFを押して遊んでいる時です。」
「もちろん、この大音量のおもちゃの音は、奈々が使用している電マですが、
スイッチがOFFにされたあと、遠くで電マの音が少し聞こえてますね」
「切るタイミングが微妙にズレているんですよね?フフッ。」
「これって何の音ですかね?フフッ」
茉凛
「・・・。」
ご主人様
「そして、最後のここ場面」
「10回我慢した後、逝っていいよって言ったけど、最後も結局寸止めさせました。」
「しかも電マのコンセントごと抜いてるので、電マ音が入ることは絶対にないはずです。」
「が、この音は何ですかね?」
「茉凛さんは何の音だと思います?フフッ」
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