さすがに各団体から猛抗議が寄せられ投稿はすぐに削除された。しかし週刊誌はよく売れたし宣伝になった。
映画は大成功で隆夫の実力も認められた。
やがて摩訶不思議な団体や怪しげな団体が参議院選挙に名乗りを上げた。
『モザイクなんてぶっ飛ばせ党。』等が政党を立ち上げポルノ規制法の改正を訴えたのだ。
冴子も応援に駆け付けりして世論も二つに意見が分かれた。
以前隆夫のユーチューブに猛攻撃し閉鎖に追い込んだ野党の島田女史は先頭に立って反対した。
女子大の教授をしていて一部の女性には絶大なる人気を誇るがテレビの討論会だは無能さを晒し男の視聴者からは総スカンを食らっている。
そしてそれを指摘されると女性差別だとわめきたて女のおろかさをより示してしまうのだ。
勿論非常識な政党は当選者を出せなかったが国会でも審議せざるを得なくなったのは事実であった。
「恵美、お前の出番のようだな。」
長崎恵美38歳。自民党のイケメン議員と結婚したマドンナ議員だ。
美男美女のカップルで話題になったが恵美は野党であの島田女史と同じ党に所属していた。
その後夫は不倫がバレて離婚。議員も辞職に追い込まれた。
超党派で結成された会(ポルノ規制法を見直す会)に恵美は所属した。保守党主体のその会に入会した恵美に島田は嚙みついた。
なんと恵美は国会で力説してこの時代錯誤の法律を廃止すべきだと唱えたのだ。
党の幹部も恵美を批判する。
超党派のメンバーは若手か永久に大臣に成れそうもない実力不足の議員で形成されていたため形勢は不利のように見えた。
恵美が離党して保守党に移ることが報道されると島田女史の怒りは益々エスカレートした。
「この、牝犬。そんなにしっぽを振ってまで男達に媚びたいの?」
野党は恵美に議員辞職を迫る。
「今国会で私達の法案が否決されたなら潔く辞職いたします。」
「長い間世話になった党にもけじめを付けて頂きたいものだわね。」
「、、、それは、その時は党の皆様にお詫びいたします。」
法案は否決され恵美は責任を取って議員辞職した。一方島田の党も国民から見放され島田も辞職した。
また女子大生に対するセクハラ疑惑も影響した。
島田はレスビアンでSの趣味があったがだあれも相手をして貰える相手がいなかったのだ。
そんな島田だが最近はワイドショーで随分気分がよさそうだ。
週刊誌でも報じられたが恵美がアダルトビデオでデビューすると言うのだ。
リベンジポルノで訴えられる可能性があるため否定はしたものこの女には態度でそれが事実であることを物語っている。
恵美の別れた男が島田に恵美の恥ずかしい写真を大量に送って来たのだ。
逃れられないと悟った恵美は島田の奴隷になり露出の喜びや醜い物への服従を示す喜びを覚えてしまった。
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