『第三十四章』
「可哀そうだから、もう入れてあげましょうね!」
そう言うと、グイッ!グイッ!と奥へと押し込んでいく。
ただ、アナルの収縮が強い際には、うまく入っていかないようで、アナルへのパルスに合わせるようにして力を込める。
こうしてようやく一本バイブの先端が奥へと当たる。
「さあ・・・・中まで入った!!
凄いでしょ。これまでのディルドとは太さが違うから・・・。」
ここでも、バイブのスイッチを入れようとはしない。
ただ、ゆっくりとバイブを引き出すと、すぐに奥へと突き刺す!そんな動きで愛美を責め立てる。
その頃には、それまでのパルス状の刺激ではなく、波打つような刺激に変わっていた。だんだんと強く、そして緩やかに刺激が遠のいていくと、また刺激が強くなっていく。それは、パルス状の刺激に比べれて弱いだけに、じわじわと時間を掛けて責められているようなもどかしさを感じてしまう。
その為か、バイブの激しい責めを無意識の内に求めてしまうのか、愛美の持ち上げられた尻が淫らにくねってしまう。
華蓮たちは、その様子を見ながら薄笑いを浮かべて顔を見合わせているのだが、愛美は気づいていない。
「さあ。そろそろ、電源を入れてあげるわね。」
それと同時に、先端部が激しい振動が起きる。そして、それまでは少しだけ抜いて奥を突く動きだったのが、そのストロークが長くなる。バイブの半本近くが引き抜かれ、一気に奥を突かれるのだ!
大きなカリ、竿の無数の疣で粘膜を激しく刺激され、さらに奥を突く刺激と振動が、まさに子宮にまで届くような重厚な快感に翻弄されてしまう。
ただ、愛美自身は喘ぎ声など漏らしていないつもりだったが、実は、奥を突かれる度に息が勝手に漏れてしまうようなリズムで、淫らな声が勝手に出ていた。
「気持ち良さそうね。愛美!
でも、ただ楽しませるのは面白くないから・・・」
その言葉を受け、陽菜が低周波マッサージ器のレベルと一段上げただけではなく、強く叩くような刺激に変えてしまう。
乳首を強く指で弾かれるような、快感と言うよりも痛みに近い刺激、そしてアナルへの刺激では、細い無数の針がアナルの内側から突き刺さるような刺激に襲われてしまう!!
「あぐっ!!あああぁぁ・・助けてっ!!はうぅぅぅっ!!」
しかし、その激し過ぎる乳首とアナルへの刺激は、愛美を狂わせていく。
乳首やアナルの痛みを忘れてしまうほど、激しくおまんこを犯して欲しい!!
愛美自身は、頭でそう考えた訳ではない。ただ、どんなに抵抗しようとも、どんなに許しを求めても、この地獄のような責めから逃れられないことが分かっているだけに、自ら狂っていく道を選んでしまった・・・のかもしれない。
そんな愛美の気持ちが分かるのか、バイブの振動と先端部のスイング運動をマックスにすると、ストロークを短くし、激しくバイブを出し入れする。
しかし、そんな激しい責めは、僅かな間だけだった。
一瞬にして、低周波の刺激が無くなり、バイブだけが激しく出し入れされる。
そして、すでに逝きそうだった愛美は、バイブの刺激で絶頂に達してしまう。
それだけではなく、バイブも一気に抜かれてしまうことになる。
「逝けたの・・・?愛美。
でも、本当に満足して逝けた訳じゃなさそうね。何か、不完全燃焼なんでしょ。
そう・・・・。もう、愛美の身体は、アナルの刺激が無い絶頂では満たされなくなっている、ってこと。」
そんな話をした後、陽菜がパルス状の低周波を再開する。
ただ、これは最も弱い刺激で、軽く叩かれている程度で、適度な刺激が快感につながるのだが・・・すでに拷問のような刺激を経験しているだけに、何か物足りなささえ感じてしまう。
そんな自分を否定しようとするのだが、愛美の尻はどうしようもなく、切ないような動きをしてしまう。
「ふふふふ・・・じゃあ、今度は思いっきり逝かせてあげる。」
華蓮は、バイブのスイッチを最強にした状態で、その亀頭を埋めてしまう。それを切っ掛けに、陽菜が刺激のレベルを上げる。
「あぐぅぅっぅぅっっ!!!」
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