「智也、智也起きなさい。学校に遅刻するわよ」
俺「ん?ここは?なんで姉ちゃんがいるの?」
姉「あんた何わけのわからないこと言ってるの?」
俺「え?花音は?」
姉「花音って誰よ、またおかしな夢でも見てたんじゃないの」
俺「えーーー、今までのは夢???」
どうやら俺は今まで夢を見ていたみたいだ。
ということは俺はまだ童貞のままってことかぁ。
リアルな夢だったなぁ。
俺はブツブツと独り言を言いながら朝飯を食って学校に行った。
しかしこの先、俺が童貞を捨てるのは一年先となるとは俺自身も予測していなかったのである。
ましてや初体験の相手が姉ちゃんだとは知る由もない。
俺は学校への行き道、花音とすれ違った。
当然、面識のない俺は素通りをする。
しかし花音はすれ違いざま振り向いた。
そして
「ご主人様」
終わり
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