杉浦「りかこさん、これからも仲良くしましょうね」
杉浦は上機嫌で何事も無かったように仕事に戻った。
しかし、りかこは杉浦が受け入れられ無かった。
確かに仲良くすれば今までの様にイビられることは無くなるだろう。
それを差し引いても無理な話だった。
肌が合わないというか嫌悪感さえ抱くのである。
その夜、俺はりかこから今日の事の顛末を聞かされた。
俺「そっかぁ、じゃあ俺が何とかしてやろうか」
りかこ「本当ですか?是非お願いします」
俺「じゃあ今度の日曜日、そのおばさんを誘い出してくれ」
りかこ「わかりました。私はどうしたらいいですか?」
俺「それはまた指示を出すから」
りかこには、誘い出す指示だけを出して俺は山本英明に連絡を取った。
俺「英明さん、ご無沙汰しています」
英明「おぅ、智也君どうしたんだ」
俺「実は今度の日曜日に英明さんの調教部屋を貸してもらえないかと思いまして」
英明「どういうこと?」
俺は詳細を伝えた。そして俺の考えを言うと
英明「面白そうじゃないか」
俺「でしょ、だから英明さんに協力してもらえたらと思いまして」
英明「貸してあげたいのは山々なんだがその日は予約が入っているんだよ」
俺「あー、そうなんですね」
英明「じゃあ代わりに私のプライベートルームを貸そうか」
俺「へぇ、そんなところお持ちなんですね」
英明「ちょっと規模は小さいけど一通り道具も揃っているから自由に使っていいよ」
こうして俺は部屋を用意でき、りかこに細かい指示を出した。
りかこ「杉浦さん、今度の日曜日あいてます?」
杉浦「空いてるけどどうしたの?」
りかこ「実はこの間のことが忘れられなくて、もっと可愛がってもらえたらと思いまして」
杉浦「ふふふ、あら、あなたもやっとわかったみたいね」
りかこ「えぇ、もっと教えて下さい。それで近くに叔父が所有するマンションがありまして、そこでゆっくりとと思ってるんですが」
杉浦「いいわよ、たっぷり可愛がってあげるね」
そして約束の日曜日を迎えた。
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