SM・調教 官能小説

レス者の中には不倫や浮気は絶対にダメ！と言う声が圧倒的に多い。
晴美としても真面目な性格であり、絶対ダメ派であったが、人からダメだダメだと言われると、何故ダメなの？って思ってしまうようになって来た。
負けず嫌いではないんだが、人から反対されると自分の考えを肯定するような感じだろうか。
レス者の中には、実際に不倫してる主婦も居てる。
高橋も結婚生活20年以上で浮気をしたことがあると言う。不倫ではなく、出来心的な浮気である。
晴美の心の中は家に居て、姑や旦那の顔色を伺い萎縮する自分、イライラをあろうことか子供にぶつけてしまうことも度々ある。
だが、こうして愚痴や悪口を書いて、また、親身になって話を聞いてくれる人達が居てる。自分の居場所が出来たこと。その中で高橋とのやり取りに心はトキメクばかりである。
ある、主婦が高橋さんと会うだけ会えば？良いんじない？と後押しするように言ってくれるようになる。
ただ、顔も見えない安心感からエッチな話題にもなったり、子供が出来て性欲が強くなってきた、だとか、
大好きな人ならどんな事でもしてあげたいし、されてみたい気持ちもあるかなー、とか丸々本心でないにせよそんなやり取りもしてるだけに自分がはしたないと言うか、恥ずかしいと言うか、高橋にそんな性的対象にしか見られなかったらどうしょう？とか、そんな気持ちで会うまでは踏ん切りが着かないでいた。
この中だけの付き合いだけで充分だと自分に言い聞かせて居る。
そんな気持ちながら、高橋とのやり取りは晴美の気持ちを励まし、勇気づけ、物の考え方も柔軟にしてくれ、心を癒してくれる。
晴美にとったら理想的な歳上の男性であるに違いなかった。
今まで、高橋からアクションを起こした事はなかったが、いよいよ高橋がアクションを起こして来る。


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