20XX年X月X日
今日も私は妄想の中の御主人様の命令に従って全裸になる。
毎晩いじめている乳首はこれからのことを想像してすでに硬くしこっている。
今日は大きなクリップのついたハンガーを用意する。普段はクローゼットの中で服を吊るすのに使っている青いハンガーには幅広のクリップが2つついている。
自分の指で乳首をつまんだり、捩じったりするだけでは、日に日に飽き足らなくなってきている。
もっと、涙が出るほどの痛みで、乳首を苛め抜きたい。手加減などせずに、乳首の形が変わるくらいに。
そう思ったときに、このハンガーについたクリップに目がいった。洗濯バサミよりももっと大きく、強力な力で、胸の先を挟んだら……どれだけ痛いだろう。
そして、その痛みこそが、私の望む快感だった。
裸になった胸の先で、赤黒くそそりたっている乳首を、ぎゅっと絞り、私はハンガーのクリップを開いた。
ワニの口のように、キザキザした口が自分の乳首に近づいてくるたびに、ぞくぞくと背筋に快感が走った。
それだけで、もう下が濡れ始めているのがわかる。痛みが怖いはずなのに、その痛みを想像すると、期待に胸が高鳴る。その反応に、自分で自分の変態性を再認識して、余計に興奮してしまうのだ。
やがて、クリップが噛みつくように乳首を挟み込んだ。
じんっ、と痛みが乳首から乳房全体に走った。もう片方の乳首も同じようにすると、ひりつくような痛みが胸に走る。
ハンガーを手放すと、その重さで乳首が下に引っ張られ、じんじんとした痛みが強くなった。
痛みに悲鳴が漏れるが、堪えながらわざと胸を揺らす。ハンガーが揺れ、そのたびに引っ張られて、平らに潰された情けない乳首が痛みを訴える。
痛いのに、その痛みが気持ちいい。乳首から走るじんじんとした痛みが全身に走るうちに、もどかしいような快感に変わっていく。
妄想の中の御主人様が、私を変態のマゾ雌だと罵る。もっと情けなく悲鳴を上げて乳を揺らせと命じてくる。
その命令に従って私は身をくねらせる。ハンガーが揺れて、肉に食い込んだクリップが乳首を容赦なく引っ張り、体を動かすたびに痛みと快感の波を生む。
そうです。私は、乳首をクリップで挟まれて喜ぶ、ドマゾ乳首の変態奴隷なのです。
だから今日も、もっともっと、私の乳首を変態に調教してほしい。
そんな妄想を頭の中で描きながら、私は今日も、自分の乳首をスケベの変態マゾに調教している。
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