日記を書き終えた私は、ペンを放り出して、ベッドに沈んだ。
服をたくしあげて、ブラを乱暴に外す。身長の割には大きいと言われることの多いEカップの乳房の上で、乳首が赤くそそり立っていた。
乳房をもみあげて、乳首をぐにっと力強くつまんで、捻るように捩じると、乳首の先から乳房にかけてじわじわと快楽が広がっていく。
「あっ、ぅ……ん、ん」
リズムをつけるように指の力を緩めたり、また力をこめたりを繰り返すと、快感の波が胸を中心に腰まで響いてくる。
乳房を握りつぶすようにもみ上げ、爪先で乳首を引っ掻くように転がし、思うままに悦楽を貪りつつ、下にはいていたスウェットを下着ごと引きおろした。
そのまま、まるで解剖されたカエルのように足を開くと、ベッドの向かいに置いた姿見に、私の姿が写る。
どこにでもいるような、黒髪で地味な女が、自分で胸をもみながら、だらしなく両足を開いてあえでいる。その無様な姿が、余計に私を興奮させる。
淫肉は既に濡れててらてらと光っており、充血したクリトリスが顔を見せている。垂れたマン汁は尻まで伝ってシーツを汚しそうになっている。
私は片方の乳首を限界まで伸ばすように引っ張りつつ、真っ赤になったクリトリスに手を伸ばした。ぬるっとした愛液を擦りつけるように豆を転がすと、電流のような快感が背筋を通して、乳首にまで響いてくるようだ。
「ひぃ……っ、い、いい、ああっ、いいっ」
乳首をさらに強く引っ張り、ぐにぐにと捻る。頭が真っ白になるほどの快感を必死に貪った。今の私の姿を誰かが見たら、きっと変態だと罵るだろう。
だが、それがいい。そうしてほしい。変態のドスケベ乳首のマゾ奴隷になって、無茶苦茶に犯される自分を想像する。
頭が空っぽになる。全身が強張り、絶頂の波がやってくる。
「んぐ……いく、いく、変態オナニー、いっちゃ、うううう」
乳首を色が変わるほどに強く引き伸ばし、肉豆もぎゅっと指で挟みこみ……両足を大きく開いて、ぴんと伸ばした無様な格好で、私は絶頂を迎えた。
しばらくはびくんと震えつつ……両手両足を投げだして、ベッドで快感の余韻に浸る。
こんなに気持ちのよいオナニーは久しぶりだ。ちらっと机の上に広げられたままの日記を見る。性欲の発散のためにと思って始めた日記だが、やってみると思った以上に興奮した。
自分の変態性を、再確認させられたようで……しかし、それが背徳感も相まって、私の被虐心を埋めてくれるようだった。
ゆっくりと起き上がり、鏡に映る、自分の乳首を見る。乳輪はもともと大き目で、さらに度重なるチクニーのせいで、乳首の色は濃くなっている。
この乳首を、明日から毎日、いじめて、いじめぬいて、調教すれば……どうなるだろう。乳首はもっと色が黒ずみ、肥大化して、明らかに調教済みとわかるようなスケベ乳首になるのだろうか。
それを想像すると――私はまた少し濡れてしまうのだった。
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