エレベーターは止まり、妻とバーに入って行く。
店内のお客はまばら、私達はカウンター席の端の方に座った。
バーテンダーが
「何になさいますか?」
「俺は水割り、お前は?」
「私はカクテルを」
「じゃあサッパリ系のカクテルをお願いします」
妻は出て来たカクテルがよほど口当たりが良かったのか
2杯、3杯とおかわりをしていきました。
「おい、おい、お前大丈夫かよ、結構飲んだよな?」
「大丈夫ですよ(笑)」
「お前酔っているじゃないか!」
「へへへ」
「へへへじゃないから!行くぞ」
「行くってどこへ??」
「部屋取ってあるから」
「へ~っ、部屋取ってあるなんて、私を酔わせてどうするつもり?」
「酔っ払い、黙れ!」
私は会計を素早く済ませ妻の元へ。
妻は私の腕につかまり歩き出します。
「おい、おい、おい、飲み過ぎだぞ~」
「大丈夫です(笑)」
エレベーターが私達の泊まる部屋の階で止まった。
「おい、着いたぞ、ここだ、ここだ」
カードキーで扉を開け中に入る。
ここでも夜景が綺麗に見える。
「わ~っ、凄い、凄い、部屋からも夜景が凄い!!」
酔っ払い妻は大喜び。
私の荷物はフロントにお願いをして部屋まで運んで貰っていた。
準備は整っている。
「美紀」
「はい?」
「脱げ」
「・・・」
酔っ払い妻は、無言でブラウスのボタンを1つ、また1つ外し始めました。
※元投稿はこちら >>