町内会の一行は友美を取り囲み、町なかをゾロゾロと進んでいた。
男たちはもうゴミ拾いなどそっちのけで友美の身体にまとわりつく。
誰かの手が股間に伸び、指で割れ目をなぞりクリトリスを擦っていた。
別の誰かがお尻の肉を掴んで左右に押し開き、肛門まで指を伸ばしている。
すでにキャミソールは肩まで捲られ、丸出しになった乳房を乱暴に
揉みしだかれている。
そうかと思えば別の手が反対側の乳首を丁寧に指先で転がす。
「あはん…いやよ、あぁ…だめぇ…」
「嫌よ嫌よも良いの内ですかぁ?」
口では嫌がりながらその手から逃れるでもなく、鼻を鳴らしたような
甘い声色はどう見ても喜んでいるとしか思えない。
西山が友美の肩を抱き、耳に顔を寄せる。
何度か耳朶を噛み、舌先を耳の穴に突っ込む。
「奥さん…旦那さんは奥さんがこんなエロい変態だって知ってるんですか?
せっかくだから旦那さんに挨拶して行きましょうか?」
「えっ?…あぁぁ…う、嘘っ!」
西山の言葉に友美は愕然とした。
いつの間にか一行は友美の家の前に差し掛かっていたのだ。
「へぇここがこの露出狂女の家なのね」
「変態女のくせに立派な家に住んでるじゃないか」
友美のことをよく知らなかった住民にも自宅を知られてしまった。
それより何より家の中には夫がいる。
家の前のざわめきを訝って、夫が出て来るかも知れない。
「い、嫌よ…こ、ここでは許して…!」
友美は激しく身を捩じらせたが、まとわりついた男たちに身体を押さえられ、
振りほどくことが出来ない。
「うふふ、旦那さんは家にいるんでしょう?皆で変態奥様の欲求不満を
解消して上げてるんだから、お礼くらい言ってもらいたいものだわね」
そう言って長井夫人が門柱のインターフォンを鳴らす仕草をする。
「だ、だめ!呼ばないでぇ!」
必死に哀願する友美に田所夫人がぬけぬけと追い討ちを掛ける。
「あら、友美さんはご自分が露出狂の変態マゾ女だってこと旦那さんに秘密に
してらっしゃるの?こんなに堂々と露出してるからてっきりご存知なのかと
思いましたわ」
「まあ…だったら旦那さんにバレたら大変なことになるわねぇ…
離婚は間違いないし、女一人で生きて行くのは並大抵のことじゃないわ」
「でも友美さんなら趣味を活かしてソープ嬢でもSM嬢でも出来るから
心配いらないんじゃないかしら」
夫人たちはケラケラと笑いながら友美を脅す。
「友美さんが欲求不満なのも旦那さんのせいなのね」
「ずいぶん優男だし、あっちの方は淡白そうですものね。ドスケベな友美さん
にはとても満足出来ないんでしょう。どうなの?友美さん…」
否定すればそこに留まる時間も長くなる。
逆らえばドアチャイムを鳴らされてしまう。
「う、うぅ…その通りです…夫では物足りなくて…友美は欲求不満なんです…」
一刻も早くその場を離れたくて夫を貶める言葉を口にしてしまう。
「何言ってるか分からないわ…もっと具体的にどんなところが物足りないのか
分かりやすく言ってくれないかしら」
「ご、ごめんなさい…あの…あぁ夫は、夫のチンポは短小で早漏なんです…
友美のエロマンコはぶっとくて逞しいオチンポでないと感じないのぉ…」
淑やかで慎み深かった友美がそんな言葉を使うのを周りの男たちは欲望を
剥き出しの顔で見ている。
「えへへ…安心してください…これからは旦那さんの分まで私たちが可愛がって
上げますから…」
「もちろん旦那さんに言いつけたりしませんから心配しないでくださいよ」
「町内会総出で池野さんの欲求不満を解消してやりましょうや」
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