公園の広場にはすでに軽装の住民が十数人集まっていた。
杉田夫人に連れられて現れた友美に住民たちの注目が集まる。
誰だっけ?
池野さんの奥さんじゃない?
いつの間に杉田さんと仲良くなったのかしら?
それよりなあに?あの格好…パンツ見えてない?
恥ずかしくないのかしらねぇ。
たっぷりした男物のパーカーはかろうじてお尻に掛かり、
見ようによっては超ミニのワンピースに見えないことはない。
しかし真っ直ぐ伸びた生足を惜しげもなく晒し、白いショーツ
をチラチラと覗かせているのは、とてもまともな服とは思えない。
「おはよう、友美さん」
集まった住民には長井夫人や田所夫人もいた。
「5分も遅刻だわよ。友美さんがだらしないのは男関係だけ
じゃなかったのね」
「レイプ魔や下着泥棒のお便所してる女に道徳心を求めるなんて
無理でしょう」
2人は底意地悪く友美を責め立てる。
「友美さんも今日は町内会の殿方に会うんでオシャレにも
時間が掛かったのよ。許してあげて」
笑いながら杉田夫人が2人を取りなす。
「それでスカートもはいてないのねぇ。
パンツをチラチラさせちゃって、いかにも露出マゾらしい格好ね」
「町内清掃するのにも男漁りをするつもり?呆れちゃうわ」
「ホント友美さんって男なら誰でもいいのねぇ」
長井夫人と田所夫人の周りも憚らない大きな声は友美に注目している
住民たちの耳にも飛び込んで来る。
えっ、わざとパンツ見せてる?
レイプ魔のお便所って?
露出マゾ?
友美の露出過剰な服装と端々に聞こえるただならぬ言葉に、
普段のおとなしく慎み深い友美をわずかでも知る者は
信じられないという風に自分の耳と目を疑っている。
また初めて会う者は同じ町内に若くて淫乱な露出狂が住んで
いることを知り、胸踊らせているようだ。
「だけどパンツ穿いてるのはいただけないわねぇ」
「あなた谷本さんに下着を禁止されてるんじゃなかったっけ?」
長井夫人と田所夫人は友美にショーツまで脱げと言っているのだ。
「うっうぅ…ゆ、許して…」
パンチラの状態でパンツを脱いだらどうなるか…
友美は夫人たちに許しを乞う。
「私たちはいいのよ。でも谷本さんが知ったらどう思うかしらね」
「谷本さんに聞いてみようか?」
杉田夫人がスマホを取り出し、谷本に連絡を取ろうとしている。
「あぁ…駄目…ご、ご主人様には言わないで…」
覚悟を決めてショーツを脱ぐために公衆便所に向かおうとした友美に
さらに夫人たちの追い打ちがかかる。
「何呑気なこと言ってんの。
もうゴミ拾いは始まってるのよ、すぐ脱ぎなさいよ」
人目を避けることも許されない。
住民たちが友美に興味津々の目を向けている前で脱げと言うのだ。
「あぁ…」
友美の口から悩ましい吐息が洩れる。
腰から太腿にショーツを滑らせ、前屈みになって足首から抜いた。
一連の動作を周りの住民が食い入るように見つめている。
(あぁん…見えちゃう…)
友美はパーカーの裾を引っ張って何とか股間を好奇の視線から
遮ろうと試みたが、スウェット素材のパーカーは手で掴んでいないと
すぐに元に戻り、股間が丸出しになってしまう。
友美が脱いだショーツを長井夫人が広げて周りに見せ付ける。
「いやね…友美さんのパンツぐしょ濡れじゃない。
パンツ見られてて感じてたのね…あぁ汚らしい!」
おぞましいものでも扱うように友美の足元に放り投げた。
「ほら何してるの…ゴミが落ちてるんだから拾いなさいよ」
つい今まで友美が穿いていたショーツはゴミ扱いされる。
「しゃがんじゃ駄目よ…膝は真っ直ぐ伸ばして拾いなさい」
「うっ…あぁ…」
上体を折り曲げるのに引っ張られ、かろうじてお尻を覆っていた
パーカーの裾が上方にずり上がった。
その時すでに友美の背後に移動していた数名の男性住民の眼前に
ノーパンのお尻がペロンと剥き出しになる。
「うぉっ…見えた…!」
思わぬ幸運に歓声が上がった。
(あぁん…何が見えたの…お尻…?あぁん、嫌っ…オマンコまで
見えてるの…?)
屈んだ股の下から見覚えのある顔が目に入った。
(あっ…西山さん…それに中野さんも!)
2人はごく近所に住んでいる。
西山の家は友美の家のはす向かいだし、中野の家は数軒先の
並びにある。
親しく話したことは無かったが会えば挨拶くらいは交わす。
2人とも普段の紳士的な物腰は無く目を血走らせて友美の
股間を覗き込んでいる。
「あらあら…西山さんも中野さんもいつもはイヤイヤ参加してるのに
今日は活き活きとしてるわねぇ」
杉田夫人にとっても家が近く、夫人よりも若いこともあって気安い
口ぶりで話しかける。
どうやら2人もうるさ型の杉田夫人には頭が上がらないようだ。
「へへ…日曜の朝から駆り出された甲斐がありましたよ。池野さんの
奥さんがこんなにセクシーな人とは知りませんでしたからね」
「普段のお淑やかなファッションも素敵ですが、こんな大胆な格好も
するんですねぇ」
「うふふ…あなたたちいつも友美さんの噂をしてたものね…
奥さんがいるくせに友美さんのこと美人だとか清楚だとか褒めちぎって
たもの…憧れの友美さんと仲良くなれて良かったわね」
2人は照れくさそうにポリポリと頭を掻いている。
「ところで友美さん…あなた今日は手ぶらで来たの?
いくら男漁りが目的でもゴミ拾いするのにゴミ袋も用意してないって
どういうつもりなのかしら?」
長井夫人の言葉に友美は周囲を見渡す。
たしかに町内清掃に参加している人たちはコンビニ袋などを持って
拾ったゴミを入れている。
「うぅ…ご、ごめんなさい…杉田さんに言われなかったから…」
「あら、私のせいだって言いたいの?そんな常識的なことまで
いちいち教えてあげなければならなかったのかしら?」
「い、いえ…そんなつもりじゃ…」
不愉快そうな杉田夫人の反応に長井夫人が放り投げた友美自身の
ショーツを手にしたまま慌てて打ち消す。
「いいんじゃない、ゴミ袋が無いなら今着てるパーカーを
代わりに使えば…」
「名案ね、これならフードも付いてるし、ゴミを沢山入れられるわ」
「そうと決まればさっさと脱ぎなさいよ」
長井夫人と田所夫人に急かされ、友美には2人の言うことを聞くしか
選択肢は無かった。
おずおずとジッパーを下ろし、パーカーの袖から腕を抜く。
西山と中野はもちろんのこと、周りからどよめきが起こる。
友美はジーパンを脱いだ時にパーカーの下に着ていたブラウスも
ブラジャーも脱がされている。
したがってパーカーを脱ぐと薄いキャミソール一枚だった。
「あっ、あぁ…こんな格好させられるなんて…」
シンプルなデザインのキャミソールは完全に透けていて、その中の
乳房がはっきり見える。
しかもその頂上の肥大した乳首が固く尖りキャミソールの生地を
持ち上げているのもしっかり確認出来る。
また一見超ミニワンピにも見えたパーカーを脱いだために
何も穿いていない下半身が丸出しになった。
友美が身に着けているのはお臍までの透け透けキャミソールと
ショートソックスにスニーカー、ただそれだけだった。
たとえ町内会の場であろうと、友美の噂が広まろうと、谷本に露出
調教を繰り返されすっかり磨耗した友美の理性はその日も
あっさりと切れた。
代わって友美の脳を支配するのは甘美な露出の悦楽だった。
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