駅前ロータリーの案内板の前。
人通りは多い。
人待ち顔で佇む女性に、おっ?と一瞥する者もいれば
足を止めてじっと眺める者もいた。
反応は様々だがその女性が行き交う人々の注目を集めて
いるのは間違いない。
それも当然だろう。
彼女が着ているのは薄い素材のキャミソールと股下ギリギリの
超ミニスカート。
胸が透け、乳輪の濃淡も乳首の形状もはっきり分かる。
ノーブラなのは明らかだ。
ストッキングも着けていない脚は太腿が剥き出しで、
その付け根まで見えかねない。
ノーブラなのだから下もノーパンでは?
露出狂と言う言葉が誰の頭にも浮かぶ。
どんなアバズレだと女性の顔に視線を移した者は少なからず
意外な思いに捉われる。
年の頃は二十代後半と言ったところか、化粧っ気も無く
どちらかと言うと地味な顔立ちで、顔を朱に染め俯いている。
注意深く観察すれば膝が小刻みに震えているのも分かるはずだ。
容貌と服装のアンバランスが際立っている。
(ご主人様…早く来て…)
友美は谷本からの呼び出しでそこにいた。
もう指定された時間から15分以上経っていた。
その間、友美は晒し者にされ続けている。
なにぶんそこは駅前である。
ターミナル駅でもないので利用客は殆どが友美が住むこの町の
住民か所縁のある者だ。
それらの人たちに友美は露出狂と宣伝しているようなものだ。
(あぁ…お尻が見えちゃう…)
スカートは友美がミニ丈のものを持っていないのに業を煮やして、
谷本が友美の持っているスカートを無造作に裁断したものを
友美がミシンでかがったものだった。
なので裾のラインが歪み、お尻の方は股下よりも短くなっている
部分がある。
(あぁん…嫌っ…)
いつも谷本に馬鹿にされるオナニーのし過ぎで肥大化した乳首が
ムクムクと頭を擡げて固く尖っている。
メールが届いた。
『首輪はどうした?』
(えっ…)
どこからか谷本は友美を監視しているのだ。
友美はキョロキョロ辺りを見回したが谷本の姿は発見出来ず、
むしろ周りで友美の露出狂ぶりを眺めている人たちに
素顔を晒すようなものだ。
友美は慌てて再び下を向いた。
(うう…首輪なんてしたら完全に変態になっちゃう…)
露出狂の服と共に首輪するよう命じられていたのを友美はバッグに
しまったまま着用出来ずにいたのだ。
『お許しください』と返信した。
『今しろ。でなきゃそこで素っ裸にひん剥く』
もう抗うことは出来ない。
友美はショルダーバッグから首輪を取り出した。
自らの手で首に巻きつける。
幅広で他を威圧する装飾の首輪は大型犬用の首輪以外の何物でも無い。
そこにいる人々は呆気に取られて友美を観察している。
『命令どおりノーパンか?スカート捲れ』
次のメールが届く。
(あぁん…命令なのね…)
すでに命令違反を犯している友美は谷本の命令を拒むことなど
考えられなくなっていた。
メール一つで操られるあやつり人形だ。
友美は両手でスカートの裾に指を掛け、ソロソロと持ち上げる。
周りの人が静かにどよめく。
毎朝手入れしている無毛の恥丘も縦に走る割れ目も露わだ。
『生乳房も晒せ』
続けて命令が届いた。
(かしこまりました…オッパイも見せます…)
友美は片手でスカートを持ち上げたまま、もう片方の手で
キャミソールをお腹から捲り上げた。
透けて見えてはいたものの乳房が直接外気に晒される。
(うぁぁ…駅前で友美はオッパイもオマンコも晒してるの…
犬の首輪までして…
皆見てる…あぁ…すごい目で見てる…
恥ずかしくて死んじゃいそうなのに、感じちゃう…)
心では否定しても身体は露出の悦楽を求めてしまう。
もともと素質はあったのかも知れない。
でも谷本の過酷な調教で露出狂に改造されてしまったのを
認めざるを得ない。
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