慶介が初めて睡眠薬を使ったのは、自分にだった。
祖父がちょっとした睡眠障害を患ったときがあり、始めは知らなかったが、
軽い睡眠薬を病院から処方されて飲んでいることを知った。
それを悪用する事を思いついたが、どの程度効くものか試したくて、
自ら試してみた。
驚くくらい熟睡してしまい、翌朝叔母の亮子が布団をはいで、顔を軽く叩かないと起きないくらいだった。
起きた後も頭がしばらくぼーっとしていて、効果は確認できた。
それから観察の対象だった亮子に対して、学校の理科実験室から拝借したすり鉢とすり棒を使って、
祖父の薬を粉状にして、夜に亮子と会話をしているときに、飲み物に入れた。
「なんだか急に眠くなったから、今日はこの辺で…」
と言った。
亮子の目はすでにトロンッとしていて、本当に眠そうだった。
中学1年から2年へと進級する春休みの事だから、
「春のせいかな…」
と亮子は部屋に移動する際に呟くように言っていた。
お互いに部屋に入ると、慶介の部屋に襖越しに亮子の寝息がすぐに聞こえた。
電気は消されていたが、念のため、亮子の体を少しゆすって起こそうとしてみた。
起きない…慶介は亮子の部屋の明かりを点けた。
亮子の掛け布団を剥ぎ、パジャマ姿の亮子の上のボタンを遠慮なく外していった。
乳首を一舐めしてから亮子の様子を見たが、寝息を立てていた。
亮子の乳首はそのうち両方とも、慶介の唾液が明りに照らされて、てかっていた。
一度離れると、亮子のズボンを脱がした。
ショーツの脇から毛が数本はみ出ていた。
それを指でつまんで軽く引っ張ってみた。
いつもは母親代わりの亮子が自分の成すがままになっている姿に、慶介は興奮し始めていた。
ショーツのラインに沿って、舌を一度這わせてみた。
「うっ…」
と声を上げた亮子の足が少し開いた。
亮子の体とショーツの間に出来た隙間に指を入れて、捲ってみると、
ただ脱がせるよりも、慶介は鼻息が荒くなった。
無遠慮に亮子の股間を舐めまわしていくと、時折亮子の腰が軽く動き、「あっ…」、「はんっ…」などと
ため息交じりの声を発する時があった。
慶介が指を一本亮子に沈めていくと、亮子から白濁した濃厚な愛液が溢れてきた。
亮子の陰毛が舌に絡みつくことにも構わず、一度離れて、亮子のショーツを戻すと、
そこに指を強く当てた。
ショーツにシミが出来、それがじわじわと大きくなっていくのを観察してから、
亮子のショーツを脱がせた。
再び舐めまわすと、亮子の内股まで慶介の唾液で照らされていた。
半開きの亮子の口を指で少し開けてから、慶介はそこに腰を沈めていった。
無意識の亮子はそれを舌で押し出そうとするから、余計に慶介のに絡みついた。
「うぉ~ こんなんなんだ~」
思わず声を上げてしまい、亮子の頭を手で押さえてしまった。
慶介は絶頂に達する直前に亮子の口から取り出すと、一呼吸付きながら、
変わらず寝息を立てていた亮子を見下ろしながら、
「良いよね?」
そういうと、亮子の足を大きく広げて、そこに移動した。
亮子のクリトリスに自分の亀頭を宛がうと、亮子は少し声を上げて、腰が軽く動いた。
「欲しがってる…」
心の中で呟いたつもりが、声に出てしまった。
慶介にしても、初めての経験だったが、さんざん観察していたおかげで、どこに入れたら良いのかくらいは分かる。
そこに宛がうと、一気に沈めた。
「あんっ」と亮子が寝ながらも声を出し、慶介が腰を動かすたびに、亮子の聞いたことない女としての声が聞けた。
寝ている叔母に童貞を捧げるとは夢にも思っていなかった。
初めての事だったこともあり、3,4回腰を激しく動かしただけで、絶頂を迎えそうになった。
慌てて、腰の動きを止めて、亮子の様子を観察していた。
そんな行為を何度か繰り返し、叔母の腹部に慶介は放出した。
少し肩で息をしているような寝息を立てていた亮子のクリにまた亀頭を擦り付けると、
先ほどよりも亮子の腰の動きが大きくなったような気がした。
亮子の腹部のものはティッシュで拭い、自分のは亮子の口に入れると、勝手に舌が綺麗にしてくれた。
大きなシミが乾かないままのショーツを再び亮子に穿かせて、ズボンはあえて少しだらしなく、
尻の半分が出ているような状態で穿かせ、上は一応ボタンを全て閉めた。
明りを消して、自分の部屋に戻ると、慶介は頭がぼーっとしたままベッドに入ると、すぐに寝入ってしまった。
亮子がけたたましい目覚ましに朝起こされると、いつも感じない気だるさを感じつつ、「やっぱり夢だったのよね~」と呟いた。
夢にしては生々しい感じもして、実際に自分のショーツを脱いで確認してみると、
大きなシミの跡があるのが分かった。
男を知っているにも関わらず、10年近く男の肌を味わっていない体だから、
たまにこういう夢を見たが、顔はいつも真っ黒の男であって、具体的に甥っ子の顔が出てきたのは、
初めてのことだった。
たしかに、外で働いていない亮子からしたら、最近は全く家族以外の男性との接点はなく、
あってもコンビニやスーパーの店員くらいなものだった。
念のため、襖から慶介の部屋を覗いてみたが、亮子が感じた限りでは、
慶介が自分の部屋に来たような雰囲気はなかった。
それに余りにも夢が生々しかったせいか、頭がぼーっとする。
とりあえず着替えて、キッチンで水を1杯飲んでから、朝食の準備を始めた。
慶介の祖母に当たる自分の母親が起きてきて、一瞬ドキッとしてしまった。
「お父さんの具合はどう?」
と亮子は母親に声を掛けると、
「薬のおかげか、ぐっすりだよ。何が睡眠障害だよ。ただの夜更かしなだけだから。」
と嫌味を笑みを浮かべて言った。
「あとは、味噌汁だね。やっておくから、慶介起こしてきてよ。」
と母に言われたが、亮子には少し戸惑いがあった。
夢の中とはいえ、甥っ子に抱かれて、満足させられた罪悪感などが入り混じったままの感情で、
慶介の部屋に向かった。
部屋に入る前に一呼吸して入ったが、それとは裏腹に慶介は大した寝相で寝ていた。
慶介を起こそうとすると、布団から慶介の手が飛び出てきて、それを思わず見てしまった。
『この手でもしかしたら…』と思ってしまうと、少し火照りを感じた。
その手を手に取ると、服の上から自分の胸に軽く当ててしまった。
それに慶介の下半身の膨らみも視界に入っていた。
慶介がまた動いたことで我に返り、自分の中の何かを振り払うかのように、
「ほら!朝ごはん出来たよ!」
といつもよりも大きな声で起こした。
先に部屋を出ると、『私、相当溜まってるわね…』と自然と苦笑いが出てしまった。
美咲の成人式は無事に終わり、試験期間へと入り、慶介と会うことはなかったが、
試験の最終日に、高級ホテルのレストランで、ディナーをすることになっていた。
「会っておいて、損のない人を紹介するから」
と予め言われていた美咲は、実家に帰省した時に母親と一緒に買いに行ったリクルートスーツを着て、
ホテルのロビーの脇にあったソファに座っていた。
慶介は50代と見られる、ロマンスグレーを感じさせる男と一緒に現れた。
紹介されると、美咲が行きたい会社の社長である事が分かり、
自然と背筋が伸びた。
だが、相手の態度は社長と言えども、違和感を感じていた。
馴れ馴れしい感じがしたからだ。
「はじめまして。」
と挨拶をかわそうとしたときに、男は少し間をおいてから、「はじめまして。」と笑顔で言ってきた。
その間も気になった。
ディナーが終わり、男と別れて、ホテルの部屋に入ると、美咲は堪えられない眠気に襲われて、
シャワーも浴びずに、リクルートスーツのままベッドに倒れ込んだ。
朝、起きると、すでに慶介の姿はなく、テーブルに「会社に行く」とだけ書置きがしてあった。
それでも、自分の体に男に抱かれた感覚があり、それが慶介のものだと信じていた。
その二日後にも、慶介に他の男を紹介され、その男は名の知れた会社の経営幹部だった。
帰りのタクシーの中で急に眠くなり、起きると、自分のベッドに裸で寝ていた。
昼に慶介から電話があり、起きなかったから、勝手に出てきたと言われた。
最近、慶介と会っていると、安心感からか、急に眠気が襲ってくると思いながら、
ぼーっとした頭で、それは自分が慶介を心から信頼している証だと思った。
「寝ている割には、疲れが残ってるな…」
そう思っているさなかに、受験で美香が部屋に来た。
その事は慶介も知っていたから、美香の邪魔をしないように、美咲への連絡も控えていた。
美香の受験の最終日に、3人で食事をしているとき、慶介は美香からの視線が常に自分にあることに気付いていた。
美咲の目の前で、「何かあったら」と美香と連絡先を交換した。
久しぶりに慶介に会った美咲は、慶介に甘える方が先に立ってしまい、そんなことはどうでも良くなっていた。
美香は心の中で密かにガッツポーズをしたものの、その夜に美咲が慶介に抱かれている声を聴き、
嫉妬しながら自分を慰めていた。
時々、慶介の名前を呟いていた。
1週間後に、無事に合格もできて、3月中頃には姉の美咲と一緒に住む新しいマンションに引っ越すことになっていた。
その部屋を決めたのも、美咲と慶介だった。
高校の卒業式の翌日の夜の事だった。
美香は一人で部屋で片づけを行っていた。
電話が鳴ると、慶介からだった。
姉の彼氏にも関わらず、自分が恋い焦がれる男からで、声が思わず弾んでしまった。
「卒業式、昨日だったでしょ?おめでとう!」
と言われて、自分の事を覚えてくれていた慶介への思いを隠しきれずに、
他愛のない会話をしていたはずなのに、自然と手が服の中に入っていた。
股間が濡れ始め、パンツを脱いでしまった。
それでもなるべく会話をしていたつもりだったが、慶介から突然、
「今、どこを触ってるの?」と聞かれて、一気に恥ずかしさがこみ上げてきた。
手の動きは止まったが、離れることはなかった。
「お姉ちゃんには言わないから」などと言われているうちに、手の動きが再開されて、
クリトリスを触っていることを伝えてしまった。
「脱いでごらん」と言われた美香は言葉通りに服を全て脱ぐと、
部屋に一人でいるはずなのに、慶介の視線を感じているようだった。
声を押し殺そうにも、堪えきれなかった。
慶介もそれを楽しんでいるようで、美香はさらに喜びを感じた。
「慶介さん、好き…」と一度口にしてしまうと、何度も口にしてしまい、
そのたびに自分の慶介への気持ちが強くなっていると自覚した。
「おまんこ」、「おちんちん」と卑猥な言葉も平気で言えるようになっていた。
頭が真っ白になり、自分が何をしているのか分からなくなっていった。
指先が自分の中に入り、痛みを感じるところで、止まった。
「処女を奪ってほしい」と美香は口にしたが、記憶はなかった。
だが、残念なことに、慶介によって、全て録音されていた。
いつの間にかベッドに横になり、自分の体を弄っているうちに、電話を切らずに、そのまま寝てしまった。
深夜に寒くて起きたときの自分が全裸であることで、寒い理由に納得して、慌てて、パンツとパジャマを着た。
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