ディスプレイには、2人の姉妹がそれぞれ余韻に浸っている様子が映し出されていた。
美香の方が先にソファに座り、服を着始めたが、美咲の方は動けずにいた。
ようやく美咲が服を着始めたころには、美香は何食わぬ顔して、テレビを見ていた。
美咲が部屋に戻ってくると、美香は戸惑いを隠せずにいた。
翌朝、美香は実家に戻っていった。
美咲はそのことをいの一番に慶介に伝えた。
「今夜行くよ。」
慶介のその言葉だけで、美咲の体が熱くなり、前の晩にも激しい自慰行為をしたにも関わらず、
ベッドの上で全裸で楽しんだ。
いつしか寝てしまい、気づいたら夕方になり、オレンジ色の陽が部屋に差し込んでいた。
妹の美香から携帯に実家に無事に帰ったことを伝えるメールが入っていた。
実家に戻り、一心地付いた美香は、自分の部屋に戻ると参考書、ノートを机に広げた。
いざ始めようとすると、前夜の事が思い出され、勉強が手につかない。
頭の中では、姉の女としての声が反芻されてしまう。
「そういう日もあるか…」
自分に言い聞かせるように、あえて声に出した。
気晴らしにベッドに寝ころんで、雑誌を広げた。
だが、頭の中の姉の声が消えない…いつの間にか、手が服の中に入り、自らを弄っていた。
姉が慶介に成すが儘に快楽を与えられることを脳裏に浮かべているうちに、それが姉ではなく自分になっていた。
パンツを脱ぎ、恥ずかしい部分を見えない慶介にさらすように、自ら足を大きく開いて、
手の動きが激しくなるも、時折痛みも感じたが、それ以上に快楽を感じていた。
気づいたら、自分がいた場所に大きなシミが出来ていた。
「すごい…」
思わず声を出してしまった。
階下にいた母親から夕飯を告げる声が聞こえて、慌ててパンツを穿きなおして部屋を出た。
『ピンポ~ン』
美咲は心が軽くなる気分を抑えつつ、玄関のドアを開けた。
スーツ姿の慶介がさわやかな笑顔をして立っていた。
食卓には、美咲が用意した夕飯が並んでいた。
それを平らげると、美咲は慶介のスーツを脱がし、ハンガーに掛けた。パンツと靴下さえも、美咲は脱がせて、
目の前に露わになった慶介のにキスをすると、笑みを慶介に向けた。
何も反応はなく、慶介は浴室に入っていった。
それを追いかけるように、シンクに食器をつけると、急いで服を脱いで浴室に入った。
「遅い」
「ごめんなさい。」
そんなやり取りの後で、美咲は慶介の体にシャワーを掛けた。
タオルなどを使わずに、自分の手や体を使って、慶介の体を洗っていく、ボディーソープで泡立った美咲の体を
そのうち慶介が弄り始めると、美咲は笑みを浮かべて喜んだ。
何の愛撫もなく、美咲のアナルに慶介の指が入ると、美咲はそれに答えるように自ら腰を動かした。
「ピルはちゃんと飲んでるよな?」
弄っている穴とは裏腹に、慶介が確認すると、「はい」という言葉とともに笑みを浮かべて頷く美咲。
「お前が25になったら、妊娠させてやるからな。」
との言葉に、美咲は内心すごく喜んでいた。
「ここでしてもらえませんか?」
そういった美咲の手は自らの股間を弄っていた。
「もっと見せてくれたら…」
慶介に言われた美咲は陰毛を剃られた恥ずかしい部分を自ら慶介が見えやすいように晒しながら、
懇願するような目を慶介に向けていた。
慶介は事が終わっても、少し痙攣した体で浴室で四つん這いになっている美咲の股間にシャワーヘッドを宛がった。
「嫌…痛い…」
そんな言葉の抵抗もむなしく、シャワーヘッドは美咲の中に入っていった。
「出会った頃は、きつかったのに、これが入るほどガバガバになったんだな…」
動けない美咲に向けて言いながら、蛇口をひねり、シャワーを全開にした。
美咲の軽い悲鳴に似た声とともに、股間から湯が溢れだしてきた。
慶介は湯の量や湯温を変えたりし、美咲を弄んだ。
「な…なんで…いっちゃう…いっても良いですか・・・?」
時折声に力が入るが、ほぼ力なく慶介に言うや否や美咲は逝った。
ベッドに移動して、すぐに美咲の痙攣は大きくなり、それでも慶介を欲しがり、辱められることを望んでいた。
美香は受験勉強の合間に気分転換に自慰行為をするようになった。
家に誰もいないときは全裸になってしたりもしたが、それは慶介との勝手な疑似恋愛でもあった。
学校が始まると、憧れていた男子でさえ、幼く見えてしまった。
かと言って、教師は野暮ったいのばかりで、慶介しかネタにならなかった。
余計に慶介の事を自然と考えるようになり、考えているうちに手が服の中に入っていた。
たまに、「慶介さん…」と美香は呟いてしまった。
姉への罪悪感はなかった。
むしろ、あんな事を見せつけられ、聞かされた自分を悲劇のヒロインとでも思えた。
時には、姉の目の前で見せつけるように慶介に抱かれる事も妄想した。
そんな事をしていても、不思議と成績は上がっていき、模試を受けても、志望校にA判定が付くようになった。
そうなると、余計に慶介への勝手な感謝の気持ちが生まれて、勝手に好きになっていた。
そして、受験シーズンが始まると、受験のために再び姉の部屋に赴いた。
お正月以来の姉の顔はどこか疲れているように思えた。
「大学のレポートとか、試験とかで疲れちゃって…」
とどこか元気を感じない笑みを浮かべる美咲に、美香は『慶介さんとうまくいってないのかしら?』と思った。
慶介とのつながりは自分にはなく、不本意ながらも姉の美咲だよりになってしまうことを不安に思った。
自分が受験で来ていたせいか、美香の滞在期間中は慶介の影すらも見えなかった。
それでも安心したのは、最終日の事だった。
夕飯にいつしかのファミレスに行ったときに、慶介も来た。
相変わらず爽やかで、顔を見ただけで美香の気持ちは晴れていった。
それは体のうずきにも繋がっていくことに、すぐに気づいた。
慶介と美咲の会話の中で「今日はすぐに終わったんだ?」と言うのがあった。
今は試験休み中で大学の講義はないし、アルバイトもしてない美咲は昼間は何をやっているのだろう?
と美香は疑問を持った。
だが、その疑問よりも慶介と話している方が楽しくなっていた。
話は遡って、前年の11月の事だった。
成人式の準備で週末を利用して、実家に戻っていた美咲は帰りに慶介と待ち合わせて、
ちょっとしたドライブを楽しんでいるときだった。
「そろそろ、就活も考えなきゃいけないよな。」
慶介が自分の事を考えてくれているだけも嬉しかった美咲は、大きく頷いた。
しばらく会話を楽しんでいたが、美咲は急に眠くなり、そのまま助手席で寝てしまった。
慶介はそのまま車を走らせ、都内の高級住宅街へと入っていった。
大きな屋敷の前に着くと、電話をし始め、すぐに脇にあったシャッターが開いて、そこに車を滑り込ませた。
初老のその家の執事が無表情で車を降りた慶介を出迎えると、助手席の美咲を抱えた。
年齢の割に体力はあるようだ。
美咲はその屋敷の2階の奥の部屋へと運ばれていく、その後を慶介が付いていった。
部屋では、40代後半から60代までの複数の男たちがいた。
まるで風呂上りかのように、男たちはタオルを腰に巻いていた。
ざっと8人はいた。
豪華なベッドの上に、執事が美咲を寝かせた。
慶介は「お待たせしました。れっきとした女子大生ですよ。これから就活ですので、よろしくお願いします。」
と仰々しく言いながら、あらかじめ美咲のカバンから取り出しておいた学生証を8人の男たちに見えるように提示した。
それを一人の男に手渡すと順に回し始めた。
「おー 本当だ。」、「あの大学の子か…」などとそれぞれ感嘆の声を上げていた。
そんな中で、慶介はビデオカメラを部屋に3台設置し、手にもしていた。
執事が一礼して、部屋から出ていく。
男たちは、名のある会社の経営者やそれに付随する人間だが、慶介の伝手で、今ここにいて、美咲の就活がこれから始まる。
学生証が慶介の手元に戻ったのが合図になり、男たちはベッドに近づいていく、
美咲の髪の毛を取り匂いを嗅ぐ者もいれば、手を取ってマジマジと見るものもいる。
寝息を立てている美咲は、全く動じることはもちろんない。
「どうぞ。」
慶介の言葉を合図に、男たちは美咲の服を脱がしにかかる。
丁寧に脱がし始めたと思ったら、下着姿になったところで、我慢できなくなったのか、少々雑になっていく。
美咲の服がベッドの周囲に散乱し、それと同時にタオルも放り投げられた。
思い思いに男たちは美咲の体に舌を這わせていく、口を半開きにさせ、そこから舌を入れていく者もいれば、
足先を舐め始めるもの、乳首に吸い付くもの、股間を舐めるものなど、
勝手な大人たちだ。
それでも美咲は起きる様子はない、それもそのはずで、慶介は美咲に睡眠薬を飲ませていた。
病院で処方される範囲では一番軽いものだが、それでも常人には異常に効く。
敏感な美咲の股間はそれでも十分に濡れ、時折体がビクンと動く。
一人の男が、美咲のアナルに指を入れはじめて、慶介の方を見ると、慶介は頷いた。
それをみて満足そうに男は美咲のアナルに指を3本一気に入れた。
寝たままの美咲はすでに口にも入れられ、局部にも下から入れられていた。
そこにアナルを弄っていた初老の男が入っていく。
男たちに体を支えられるように、エビゾリに近い状態で美咲の両手も取られ、他の男は髪の毛や顔に自らのを押し当てたり、
絡ませたりもしていた。
自然とローテーションが出来て、思い思いの場所で放出していき、精液まみれのままの美咲はベッドに横たわっていた。
男たちが再び腰にタオルを巻いて、退室すると、代わりに執事が入ってきて、精液まみれの美咲を躊躇もなく抱えて、
部屋の奥にあったシャワールームへと入っていった。
奥からシャワーの音が聞こえてくる中で、慶介も機材を片付けると、別室にいた男たちと応対した。
美咲のプロフィールが書いた書類を順に回していく、一人、二人と順に手を上げていき、
そこで美咲の就職先がある程度決まったようなものだった。
執事が美咲の化粧まで直して、シャワールームから出てきたのを見て、慶介が感心するほど、
男の執事は完璧に美咲を仕上げていた。
美咲が気付いた時には、ちょうど慶介が自分のマンション近くの駐車場に車を止めた時だった。
「全然、起きなかったから、何周か回っちゃったよ。」
と笑いながら言う慶介に、体の違和感を感じながらも、
「ごめんなさい。」と可愛さをアピールしながら謝った。
黒く長い髪の先端が少し湿っているような気がしたが、気のせいだろうと思った。
頭がまだボーっとする。
移動があったし、帰る直前までバタバタしてたんだから、疲れてるだけだろうと美咲は思った。
慶介も「今夜は疲れてるだろうし、帰るよ。」と言って、美咲が用意したお茶だけ飲んで帰っていった。
美咲がシャワーを浴びると、誰かに抱かれたというよりも、掴まれたような感じの違和感が全身にあった。
ずっと慶介の車の助手席で寝ていたはずだし、「どこかにぶつけたのかな~?」と思わず呟いた。
ベッドに入ると、慶介を恋しく思い電話を手にしたが、ドッと疲れが出てきて、また一気に眠くなり、
そのまま寝てしまった。
年末の実家に帰る前に慶介が高級ホテルの一室を予約してくれた。
ディナーが終わり、部屋に入ると、いつものように慶介に辱められている途中で、
突然眠くなってしまった。
そのまま寝息を立てる美咲のそばに慶介だけでなく、50代の男2人がいた。
慶介が美咲から離れると、二人の男たちはあの場所で挙手をした二人だった。
2人とも名の知れた会社経営者で、慶介は二人の弱みを握っている。
この日も、二人の美咲への行為は撮影されており、リスクよりも欲望が勝ってしまっている。
思い思いに美咲の体を舐めまわし、弄び始めると、慶介は美咲のバッグを漁り、携帯を取り出した。
パスワードは事前に聞き出していた。
電話帳で美香と2人の母親を検索し、それを自分の携帯宛にメールで送信した。
そんなときに、一人の男が美咲の中で果てていた。
押し出されるようにして、もう一人の男が続けて、美咲の中に入っていく。
しばらくしてから、もう一人も果てた。
その時には、先ほどの男はすでにシャワーを浴びて、タオルで体を拭きながら、汚いものを晒しつつ浴室から出てきた。
入れ替わるように、美咲から離れたもう一人の男が浴室に入っていった。
ソファに座る慶介の目の前に体を拭きながら、立っている男が、
「この子は、本当にうちを受けてくれるのかね?」と聞いた。
「大丈夫ですよ。」
自信ありげに慶介は答えた。
「ただ、この子にもそれなりの選択肢を与えないといけませんからね。内定頂いても断られる可能性はあります。」
少し不安そうな表情を浮かべた男に慶介は続けて、
「ご心配なく、この子は今の状況に気付いてませんから。」
口元に軽く笑みを浮かべて、慶介は不安そうな男に言い放った。
2人の男がそろうと、
「結局、学歴ですよね?」
と皮肉を言うと、二人とも苦笑しながら、着替えて、部屋から出ていった。
深夜に目が覚めた美咲は、自分の体内にある液体が慶介のものだと信じていた。
隣のベッドで寝ていた慶介の方に移動しようとすると、それが自分の股間から垂れて、
それだけでも嬉しかった。
自分には記憶はもちろんないが、それでも慶介が自分の体で果ててくれた喜びを感じて、
慶介に寄り添うように同じベッドに潜って、安心した表情で眠りについた。
※元投稿はこちら >>