5回目と6回目の施術は、同じように続いた。
違ったのは、全裸になって向かった分娩台に施術布が用意されておらず、涼子が全裸のまま分娩台で山崎を待った事。
そして山崎が快楽よりも先に乳首を抓り、膣が痛みに反応して愛液を垂らしてから快楽を与えるようになった事だった。
そして7回目の診察からは、山崎の「では準備を」の一言から始まるようになった。
4回目の診察で心の中の理性が折れ、けれど最後に残った自尊心を守るために、涼子は山崎から与えられた「言い訳」に盲信した。
これは愛撫ではなく診察
快楽は施術
裏切りではなく治療
その頃からは涼子の中で、山崎の意見が「絶対」になり始めた。
薬の力に侵された自分の飢えを満たすために。
自分の心を守るために。
「また、旦那は『求めたのに応えなかった』んだな」
椅子に座った山崎は、分娩台に寝る涼子の足に抱きつき、クリトリスを舐めながら問診を続ける。
「はい・・・あの人は『こんなに私が努力している』のに応えてくれないんです」
「あっ、あっ、あっ、またイクッ!!」
『診察』の開始から2時間が過ぎた頃、涼子はその日の21回目の絶頂を叫び、そして山崎の言葉の通りに旦那を裏切る言葉を口にした。
旦那はいらない
旦那は情けない
旦那は私にくれない
旦那はイヤ
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