そして、延命治療にまだ研究段階ではあるものの、効果は実証された薬を投与され、生まれ変わった。
その副作用として女体に変換されたということらしい。
それから数日。
リハビリもこなし、普通にあるけるくらいに回復した。
主治医がいうには、こうだ。
「君は女性として生まれ変わった。しかし、当初懸念されていた生殖機能に問題が残ってしまった。どういう事かというと、つまり、女性特有の月経がない。生殖能力を欠いている。しかし、その反面、性的感情が昂りやすく、性的感覚が非常に高くなっている。しかし、君の体は妊娠できない体になってしまった。すまない。」
こう、説明されたが、妊娠とかここで言われても、全くしっくり来なかった。
イマイチ、ピンとこない話しに、やや上の空だった。
こうして、普通の生活が送れるまでに回復した、ぼく。いや、あたしは医師協会の援助のもと、新たな人生を踏み出した。
相川ゆう。
あたしの名前。
おそらく22歳。
まだ、働いていない。
幼馴染みのミサキとよく、食べにいったり、近所を散歩したり、本を読んだり、それは優雅で夢のような生活が続いた。
よほど高価なモノでなければ、協会が支給してくれた。
そんな時、これからの時代は何かと必要だし、みんな持っているからと言うりゆうでパソコンも支給された。
使い方や色々、ミサキの友達に詳しい人がいて、色々教わった。
やはり、気になるのは自分のからだ。
便利なパソコンで調べていく内に…ワイセツな画像が飛び出した。
ずきっ…
目に飛び込んできた、男性器を目の当たりにして、下腹部の奥が、反応した。
ひきつるような感じ。
胸の奥からお湯が溢れる感じ。
体温が上がる感じ。
身体中の血流が急ぐ感じ。
なにか…くる。
自分の体になにかくる。
隠れてたものが…顔をだすような…。
自然と両手で女性そのものを抑えていた。
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