29.更なる高みに調教されゆく心と体
「手心を加えてやるか。」
秘書が手元の螺子を反対に捻ったのでしょう。
段々と金属の花弁は閉まり、中に愛液だけが残った状態で、カメラが切れました。
画面は4分割された天井や部屋の四隅からの映像に切り替わりました。
ここには複数のカメラが隠されているようです。
軽い金属音を立てているバイブ機能はそのままですが、梨形が、ゆっくりと私自身から引き出されて行くのが判りました。
「はぅ~ん」吐息が出てしまいました。
しかし、そのまま、許されると思った私が甘かったのです。
秘書は再び金属器をローションまみれにすると、そのまま卑猥な梨を、私のアナルにめり込ませてゆきました。
!!!
メリメリといった方が正確でしょうか。今度は相当な痛みを感じます。
またしても、金属の四つの花弁が開かれて行くのが大画面に映ります。
ピンクの隙間から奥の暗闇に茶色く見えているのは、私の排泄前の大便でしょうか。
「これはいかんな、清潔にしてから使ってやらんと。」
先生は、梨を慎重に取り外させ、秘書と部屋を出て行きました。
縄で拘束された私は、少し身体が痺れているのを感じていました。
このまま縛られて放置されたら、死ぬのかしら?などと、ぼうっと思っていました。
しかし間も無く、湯気の立つバケツと、青いビニールシートを両手に下げた秘書、
それに続いて、瓶やガラス容器を洗面器に入れて抱えた先生が戻ってきました。
ガラス容器に見えたのは、大きなガラス製の注射器、いえ、浣腸器でした。
私をフックから外し、手足の拘束を解いて、ベッドから広げた青いシートの上に移したあと、
洗面器に、バケツのぬるま湯でグリセリンを溶きながら、
これが何の道具か、そして人体への体重適量と、適量外の危険性について、先生が語り始めました。
これから始める、私への残酷な責めを説明しながら、嬉しそうに準備する2人の変態老人。
冷静に考えれば、とてつもなく恐ろしい光景なのですが、身体の痺れともあいまって、
私には既に現実感が失われていて、恐怖などは微塵も感じなくなっていました。
「うっ!」
ぼんやりしていた私の肛門に、グリセリンを塗った浣腸器の注入口が挿入されていました。
部屋の壁面いっぱいの大画面には、少しずつピストンが押され、私の腸に浣腸液が注入されてゆく様子が映っています。
「はぁ~あぁ。」ため息のような、深い深呼吸をしてしまいました。
「もっと息を吐いて、腹を緩めるんだ。」
先生が、身体の下に手を入れて、下腹部をやさしく揉んでいます。
液が、どんどん注入されて行くのが、画面からわかりました。
何度も、何度も。ああ、下のお腹が張ってきました。
「我慢しろ、綺麗にしたら、今日はアナルで精を放ってやるからな。
それとも前の穴を使って逝ってしまってもよいのか?
初日から、わしらの子を孕むか?」
先生は、老人のくせに、おぞましい事を平気で言いました。
その時、遂に括約筋が限界に達しました。
充分に液体を充填された下腹部を散々に探られ、とても我慢出来ませんでした。
シャー・・・小さな音とともに、浣腸液が肛門から漏れ出しました。
画面には、固形物の混じった暗い色の汚水の水溜りが広がってゆくのが見えています。
汚物の悪臭が、うつ伏せの肌の下を広がってきました。
成人してから人前で排泄してしまったのは、丁度今すぐ傍にある便器と同じ物がならんだ、
かの国の観光地のトイレで、学生時代に現地人に混じって以来の事です。
しかし、しげしげと観察されながらの排泄は生まれて初めての経験でした。
恥ずかしさと、何故か悔しさの感情が湧き起こり、涙が頬を伝うのが判りました。
「解いて、ほどいて下さい。」私は涙目のまま、先生を見上げて懇願しました。
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