23.街道沿いのラーメン屋と緊急フライト
この日の里美の受難、いや鬼友からの調教は、これで終わりではありませんでした。
鬼友は夕食に行こうと、工務店のロゴ入りの大型のバンに、私たち二人と、作業を終えた男たちを乗せ、
夕闇の迫る街道へと走り出しました。
里美は、車内最後部席に乗せられ、縄化粧の上にシャツを羽織っただけの、ほぼ全裸に状態で、
鬼弟子に触りまくられながら、不安そうな表情で、私に、どこに連れて行かれるのかを頻りに聞いていました。
「な~に、直ぐ着くからよぉ。心配すんなって。」
鬼弟子が、脇から乳房を揉みしだきながら、ふざけた口調で言いつつ、里美を虐めています。
夜の田舎道、街灯に照らされて、まるでそこだけ光のオアシスの様な、ラーメン屋が見えてきました。
「着いたぞ。」
昭和の香りのする店に入ると、店先に停まっていたトラックの乗務員らしき2人の先客が、
我々8人に変態露出魔の格好の女が混じっているのを観て、目を丸くしました。
「オヤジ、8人な。奥の座敷、使うぞ。」
やはり、この店も鬼友の行き着けなのでしょう。店主は顔も上げずに軽く手を振りました。
「ビールとつまみ、人数分な。あと、焼酎だ。」
鬼友の手下が、店主を助け、テキパキと座敷を整えて行きます。
「さーて、じゃあ、接待、してもらおうか。」
里美がビール瓶を手に、鬼友の座布団の前に進みました。股縄が擦れて、座り辛そうです。
「もちろん、奴隷らしくな。」
シャツを剥ぎ取られ、肌に縄目を這わせただけの姿にされた里美ですが、その乳首はぷっくりと勃起していました。
10畳敷きの部屋の隅から、私は予備の電池に交換したデジカメで、ひたすら動画撮影です。
気付くと、障子の隙間から、先客の2人と店主が覗いており、客の一人はスマホで撮影していました。
私が目を逸らせた僅かな間に、鬼弟子が、里美の股間にコンドームを被せたバイブを差し込んで責め上げていました。
「ほらほら、溢さずにきちんと酌をしろよ。」手下の一人が悪乗りして言います。
昼間、里美を犯した鬼弟子以外の、もう一人の中年男でした。鬼畜友達の手下なので、鬼手下とでも呼びましょう。
鬼手下は、わざとコップを自分に引き付けながら、ビールを注ごうと進み出た里美の乳首を摘みました。
「うーん。」
おや、痛がりません。
後で里美に聞くところによると、車内で鬼弟子から陰部に何かを塗られた後、
痛みが麻痺して、快感のみを感じていたそうです。
この時、鬼弟子が里美の股間から引き抜いたバイブには、
ねっとりとした粘液が糸を引いていたのを、私はしっかりとカメラに収めていました。
酒が廻りだすと、作業場では勃起しなかった、ほかの男たちも積極的に里美の責めに加わり、
車座に座布団の敷かれた座敷は、あっという間に輪姦の会場に早変わりしていました。
嬌声を揚げ続け、喘ぎ続ける里美に、2人、3人と、男が群がり犯し、
口といわず膣といわず、次々に欲望を満たし、体中に射精された精液で、里美はベトベトになってゆきました。
周囲の畳には、使われたコンドームが散乱しています。
饐えたような、栗の花の臭いに充満した座敷に、気づくと店内の11人全員が、私以外は全裸でひしめいて居る状態です。
里美を最後に襲い掛っていたのは、店主と先客の片方の2人でした。
後背位で腰を激しく振る男と、店主のペニスを一所懸命にイラマチオする里美をぼうっと観ている私に、
鬼手下が錠剤を手渡し、モーニング・アフター・ピルだと教えてくれました。
つくづく何でも入っている鞄です。鬼友(本当は鬼手下の手配でしたが)の周到な用意に舌を巻きました。
それをポケットに仕舞っていると、責めていた男たちが射精していました。
里美は、何のためらいも無く、初対面のラーメン屋の精液を嚥下しているのが少々驚きでした。
鬼弟子が、焼酎でぐっしょりと濡れた布巾で、ぐったりしている里美を拭くと、二巡目が始まりました。
正常位で鬼友が挿入すると、「あ~、大きい。これいい~!」
妙にしっかりとした口調で里美が喘ぎ声を上げます。明らかに媚びた嬌声でした。
鬼友の腰に手を廻し、下から自分で腰を左右に振っている里美の行為がいっそうに淫らです。
鬼友の舌を吸うキスに、里美が自分でも舌を吸って答えているさまに、すっかり調教が出来たと、
この日一番に思えた場面でした。
宴会は夜中まで続き、この夜、里美は、結局3巡、20回以上にわたって、
男の精を体で受け止め、初めての接待奉仕を終えたのでした。
あまりの長時間撮影に、デジカメの電池は、途中で充電が追いつかなくなってしまいました。
翌日、ストレスの原因ともなっていた事案を仕事仲間と国際回線で会議した結果、緊急に彼の地に渡航する事となり、
私が戻るまでの里美の調教を、師匠、鬼友、マスターとその友人の淫乱夫婦、新居のオーナーのH氏に、
それぞれをご主人様としてお願いすることにして、私は機上の人となりました。
次回からしばらくは、私が不在の間の調教体験を、里美やご主人様役の方たちが報告した内容で、里美目線での記述となります。
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