コツ、コツ、コツ…
誰かが階段を上がって来る靴音が聞こえた。
不審げに飯島がオフィスの入口を睨んだ時、ノック音の後ドアが開いた…
グレーのコート姿の女性が立っていた。
「遅かったな、もう縛っちまったぞ弥生。」藤堂はコート姿の女に声を掛けると、弥生と呼ばれた女はシャネルのサングラスを外しニッコリ笑った。
「駐車場が空いてなくて探したわ。」高いヒールをコツコツ響かせ、明るい茶髪の西洋系ハーフに見える気のキツそうな美人の弥生が答えた。「誰すか、藤堂さん。」飯島がポカンとした顔で藤堂に聞いた。
「弥生女王様だ、幸恵を責める手伝いをして貰う。」藤堂の答えに驚いたのは飯島以上に幸恵だった。
「藤堂さん!そんな同性とだなんて。」怯えた表情の幸恵に弥生は近づくと傍らにしゃがんだ。コートの裾が割れ網タイツの太股が露になった。飯島が思わず生唾を飲み込んだ…「大丈夫、何されても感じる身体に改造してあげるから。」弥生は幸恵の髪を一撫でし立ち上がるとコートを脱いだ。ああっ、と飯島が今度は声を上げた。お尻が丸出しになったボンデージスーツ、幸恵にも劣らぬ巨乳がハーフカップのブラに持ち上げられ丸い谷間を作っていた。幸恵の身体は和風なむっちりとした巨乳の女体だが、弥生は日本人離れした引き締まった外人並みの女体をしていた。
「藤堂さん、初対面だし身体の感じ確めるから暫く遊ばせてもらうよ。」弥生はハイヒールのまま畳に上がると亀甲縛りにされた幸恵の横に座った。「気の済むまで確かめてくれ、撮影はさせてもらうよ。」藤堂は飯島に合図をして、自分は麻縄を出したロッカーから缶ビールを取り出しスチール椅子に座った。飯島は三脚にセットしたカメラを女2人に向けた。
弥生は正面から幸恵の両肩に手を添え耳元で囁いた…「感じるままに振る舞えば、どんな事でも興奮出来るから。」髪を撫で耳元に軽くキス…幸恵は吐息を洩らしながらも同性に身体を愛撫される違和感に耐えた。
幸恵の身体は亀甲縛りにされていたが両手両足はまだ自由だった。「幸恵…抱きしめてみて。」弥生の言葉に幸恵が躊躇うと…「やるんだ幸恵、借金の額を忘れてないだろ。」藤堂の言葉に、幸恵はぎこちなく弥生の背中に手を廻し抱き締めた…「ああ、嬉しいわ。」弥生は身を預けて幸恵の胸に倒れ込んだ。亀甲縛りにされ丸く盛り上がる乳房に弥生の手が滑り、縄の間から絞り出された乳房を掴み2~3度揉みほぐした。
※元投稿はこちら >>