男であるひろみは当然初めて歩くスカートの頼りなさに、初めて履く10センチのヒールに不安を覚えぎこちない歩き方になる。
それを玲奈と香織は面白そうにクスクスと笑う。
「ちゃんと歩かないと余計に目立つわよ。」
ひろみの背中を叩きながら注意する。
「どこに行くんですか?」
ひろみには当然の不安で当然の質問だった。
けれど、玲奈からは
「いいからいいから楽しい所よ。」
そんな事を言ってしばらく歩くと、とうとう着いたのは近所の市民プールだった。
そして三人分のお金を払った玲奈は
「じゃあ着替えにまいりましょうか?女の子だから当然女子更衣室ですわよね。」
ひろみはびっくりした…。先ほどとは違う言葉使いもなのだが、中学生の僕が女子更衣室なんて入ったら変態で捕まる。かといってこのままこんな格好で男子更衣室にも入れない。
「さあさあ行くわよ。」
なかなか踏ん切りのつかないひろみを香織と玲奈はとうとうひっぱりこむように女子更衣室に連れていった。
女子更衣室は中学生の童貞男子には刺激が強すぎた。
すぐにアレが反応してしまう。
ひろみのその反応を見逃さず見て、香織と玲奈はニヤニヤとしました。ひろみにとってはそんな天国のような出来事をも一瞬で吹き飛んでしまうことを告げた。
「これ、ほんとはお姉ちゃんが着るはずだったのよ。あなたが代わりに着なさいね。」
そう言って玲奈はひろみに水着を渡した。
なんとピンクのスクール水着。本来は名前を書くようなお腹に縫いつけた白い布地には変態学園マゾ奴隷学部肉便器学科藤井亜希子とかかれていました。
「予定通りお姉ちゃんが着るかあなたが着るかよ。」
玲奈はスマホを取り出して電話をしようとします。
「着ます…着させて下さい…。」
ひろみにはそう答えるしかなかった。
「あらそう。じゃあ着替えましょうか。」
そう言って二人はかわいらしいビキニに着替えていきました。
僕も服も下着も脱いで姉の…女子用の…お腹に卑猥な言葉が書かれたスクール水着を着ました。
そして股関の膨らみをごまかすようにと渡されたパレオを
つけます。
ひろみの格好に気づいて周りの女性はざわざわとしだして、ひそひそとしゃべりながら冷たい視線を投げかけてくるのがひろみにもわかりました。
その様子を玲奈と香織は満足げにしていました。
「その文字は隠さずにね?わかってるでしょうけどね。」
ひろみが着てきた服や下着は玲奈と同じロッカーに入れてもらって、鍵は玲奈が保管している。
ひろみが玲奈とはぐれて気まぐれにでも先に帰られたらこのままで帰らないといけないことになる…。そんな考えが浮かんで玲奈と離れないようにすぐ後ろをついていく…。
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