『人妻奴隷教師裕子6』
ベンチに掛けた裕子だが、俺はスイッチを切らない。膣内で、ディルドが暴れているだろう。鞄を胸に強く抱き締め、スカートに包まれた太腿を硬く閉じ合わせ、俯いている。鞄を握る手の強張りが、裕子の辛さを物語っている。
他人を装い、裕子の隣に掛けた。間にひとり掛けられる距離はあるが、苦しそうな裕子の息遣いが感じられる。
「……下さい」
俯きながら何かを訴えた裕子だが、苦しそうな息遣いで言葉にならない。
「止めて……下さい」
ハアハアと息を吐きながら、やっとそれだけ言えた裕子。俺は、止めるどころか目盛りをひとつ上げた。
「うっ!」
ビクッと身体を震わせた裕子。堪らずに、スカートの上から淫部を押さえ、空いている手で持つ鞄でその手を隠した。
「お……、お願いです。止めて……下さい」
涙声で訴えた裕子に、俺は冷たく返す。
「俺と話をするときは、携帯電話を使え」
震える手で鞄のポケットを開け、携帯電話を取り出した裕子。しかし……。手の震えが、それを落としてしまう。ベンチから崩れ落ちて四つん這いになり、携帯電話を拾う。這い蹲ったまま、握り締めた携帯電話を懸命に操作する。
それを見た俺は、スイッチを切った。別に、裕子が気の毒になった訳では無い。傍目からは、酔っ払いか危ない薬をやっている女にも見える。周りに変な誤解をされたら、堪らないからだ。その場に座り込んだ裕子が、ハアハアと大きく息をしながら、俺に電話を入れる。
「どうした?」
「お願いです。堪忍して下さい。どんな辱しめも悦んで受けますから……、せめてアパートに戻ってから」
俺は、再度スイッチを入れた。目盛りは小さいから、裕子がのた打ち回ることは無い。ビクッと震わせた身体を竦めた裕子は、ハアハアと息を吐きながら振り向き、恨むような目で俺を睨む。
「俺を楽しませてくれたら、止めてやる」
そう返した俺は、目盛りをそのままにしてコンビニの中に入った。店内にあるものを確認してベンチに戻り、裕子に告げる。
「エロ本と魚肉ソーセージを買って、トイレを借りろ。俺がスイッチを切ったら、トイレから出ていい。ソーセージもエロ本も、開封してゴミ箱に捨てろ。男の店員に頼むんだ。いいな?」
俺がコンビニに入ってすぐに、裕子も入ってきた。何かを堪えるような表情で、歩幅も小さい。
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