毎日暑いですね。。。。
きっと、こんな日はキャリアウーマンたちのPストの爪先はグチョグチョの蒸れ蒸れでしょうね♪
というわけで? 続きをアップします。
臭い系は終わってます(笑)
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3 蛭のような舌と唇
散々言葉で罵倒され、脇と足を涎まみれになるほど舐めしゃぶられたことで、理菜は完全に打ちのめされていた。
しかし、サディストの牡狼が責めを止めるはずもない。
「くくく、理菜。じゃあ、今日もいつもの調教だ。」
そう言いながら責め具の入ったボストンバックから取り出したのは、いつものバイブではなく目隠しだ。
「・・・・・・ッッ!」
もう言葉で抗うことは無駄だと理解していた聡明な理菜は、無言の抗議とばかりに凌辱者を睨みつける。だが、最後の抵抗も虚しく漆黒のアイマスクが視界を奪い、理菜の目前も闇に包まれていった。
そして、男はいつもの通り靴を履き、玄関を出ていくのが音だけでわかった。もちろん、ドアに何かを挟んで半開きにしているようだ。
(こ、こんなことして・・・・何の意味があるの・・・?!)
そんな漠然とした疑念を抱く理菜だったが、その答えが間もなく見つかることを知る由もなかった。
どれくらいの時間が経っただろうか。今日は放置されている時間が、いつもより長く感じられる。
目隠しされているので時計も見えないせいもあるが、いつもに比べて責めが緩いためだ。
乳首にクリップは挟まれていない。女の園を満たす疑似男根もない。それどころか、そこは指一本触れられておらず、臭いを嗅がれただけだ。
マゾとして調教を受け続けている今の理菜にとって、それは空虚で物足りなさを感じてしまっているのだ。
黒のキャミソールの下の胸丘の頂点は、何かに抓って欲しいとばかりに硬くしこっていた。黒のパンティストッキングとレースがふんだんに飾られたTバックに包まれたM字開脚の股間は、もうぐしょぐしょだ。
手入れしていない脇や足指をアブノーマルに愛撫されただけの反応ではない。
欲しかった。見なくても、全てわかっていた。
でも、それを言葉で伝え求めることは、女の自尊心と羞恥心にかけて、絶対にしたくないと、心に決めていた。
(私は・・・弱みを握られて犯された・・・か、彼との仲も引き裂かれて・・・そんな男に、全てをあげるわけにはいかないわ・・・・)
ギギーッ・・・・
それから少しして、鉄製のドアが乾いた金属音を鳴らして開く音が聞こえた。
ようやく帰ってきた。そして、これからいつも通り身体を嬲られる。
そう思うと、理性に反して乳首と股間はますます鋭敏に感じてしまう。
「ご・・・ご主人様さま・・・お帰りなさい・・・ませ・・・」
これまでの放置プレイの際、そう迎えるよう躾けられていた。
だが、今日はいつまでたっても返事がない。
(・・・??)
聞こえなかったのだろうか。
「お帰りなさい・・・ご主人さま・・・・」
もう一度、屈辱の言葉を口にしてみる。だが、返事はない。
しかし、足音が近づいてくるのがわかった。ハァ、ハァと息を乱しながら、それは理菜の目の前まで来る。
「お・・・お願いです・・・もぅ・・・もぅ、解いて下さい・・・こんなこと・・・嫌なんです・・・」
本心とは違っていたが、女の貞操を守るために訴えたのだ。
まだ返事はない。代わりに、目の前の影が屈みこみ、顔が近づいてくるのが息遣いで感じられる。
「ドアが開いてたから入ってみたら、こんなエロい格好して待っててくれたなんてなぁ。彼氏の趣味か? 自分じゃ縛れないもんな。男なら誰でもいいから、来るのを待ってたんだろ?」
「ッッッッ!!!?」
耳元で、ヒソヒソ声でそう囁かれると、理菜は総身を震わせながら同時に背筋が凍りついた。
「だ・・・誰ッッ?! 誰なのっっ!?」
慌てて逃げようとするのだが、不自由な姿勢に拘束された肢体をギシギシと揺することしかできない。
(ご主人さまじゃない!? ああぁ・・・とうとう・・・誰か知らない人に見つかったんだわ!)
絶望に打ちひしがれる理菜。しかも、今日に限って姿勢が悪すぎる。
(よりによって、こんな格好で・・・あぁッッ、わ・・・ワキが・・・ワキが・・・・あぁ、見ないでぇぇぇぇぇぇぇぇッッッ!)
理菜は心の内で慟哭した。女として手入れしていて当然な箇所を一週間も放置した無様なありさまが、白日の下に晒されているのだ。
先ほどのご主人さまの卑猥さと軽蔑とが入り混じった視線を思い出し、アイマスクの内側に広がってゆく。
その間も必死にもがいて腕を下ろそうとするのだが、両方とも全く動かない。立ち上がれば腕を下ろすこともできるのだが、M字開脚ではそれも叶わないのだ。
しかし、その後は謎の侵入者が声を発することはない。
きっと、目の前の獲物をジロジロと視姦しながら、どう楽しもうか考えているのだろう。
と、いきなりキャミソールと黒のハーフカップブラを捲り上げられた。
「ひぃぃぃッッッ! イヤぁぁあぁぁぁッッ!」
ブルンッとDカップの乳房が振動しながら飛び出すと、すぐに男は両方を鷲掴みにしてぐにぐにと揉みしだいてくる。
「ちょ、ちょっと! ああッッ、お願いだからやめてぇぇぇッッ!」
「うるさいぞ。外まで丸聞こえだ。それとも、わざとそんな声出して、他の男も呼んでるのか?」
またも耳元で囁かれるヒソヒソ声。そのトーンと脅しを聞くと、理菜も静寂を保たなければと思い直す。首が折れてしまいそうなほど美貌を横向きに逸らし、唇をギュッと噛み締める。はやくこの悪夢が終わって欲しいと、心の中で願うことしかできない。
すると今度は、右の胸丘の頂点に、いきなり電流が流れた。
「あはぁぁっっ・・・・」
思わず甘い喘ぎ声を漏らしてしまう理菜。これまで散々痛めつけられ、調教された乳首に吸いつかれた。焦らしに焦らされたことで全身を駆け巡っていた熱い奔流にスイッチが入り、ついに出口を見つけて口から飛び出してしまったのだ。
「ああ・・・はぁあん・・・お、お願い・・・やめ・・・んんッ・・・やめて・・・やめてぇぇ・・・ああ・・・ああンぅぅ・・・・」
右、次は左と交互に吸われ、舌先でコロコロと転がされることを繰り返されると、快美の溜め息のような声が止まらなくなってしまう。
どんな男かもわからないのに、それどころか、いきなり侵入してきた暴漢相手に、はしたないと思う。憤りだって感じている。
だから理性が拒否の言葉を必死に紡いでいた。
しかし、調教された牝の本能は、違う願望を脳裏に焼き付けてゆく。
(か、噛んで欲しい・・・そこ、噛んでッッ! 噛んで欲しいぃぃぃ・・・・)
これまで、肌を合わせてきた男性全員に感じた密かな思いだ。だが、もちろん言葉にして訴えることは、いつもと同じくできない。
当然、目の前の凌辱者にも伝わることなく、乳房全体が唾液まみれになるほど舐めしゃぶられると、後に残ったのはおぞましい不快感のみだった。
不完全燃焼のまま、愛撫が終わってしまったのだった。
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