6章 改造性奴
拍子木が打ち鳴らされた後、勝負開始を告げる合図の太鼓の音と同時に、二匹の牝はお互いの臀部をくねらせたり、腰を上げ下げして揺さ振りを掛けたり、観客の眼前で裸のまま、相手を倒すべく、淫らであらゆる痴態を繰り広げていた。
やがて趣旨とコツを理解したマキが、怒涛の如く尻プッシュでルナを突き上げ、土俵際迄追い詰めた。
押しだしまで後一歩の所まで追い込まれたルナは、ついに奥の手を繰り出してきた。
ルナは球体人形に模した機械化関節を、膝下から臑にかけて分割したかと思うと、ブーツを脱ぐように脚が外れ、膝からは肢体を支えるアンカーが伸び出て躯をしっかりと武舞台に固定し、肩から先は不自然な角度で回転、伸縮させ、股間と背中の両面からマキのアナルと、ふたなり男性器を指先で烈しく刺激を加えてきた。
〔機械仕掛のLove Doll?!〕
〔電脳ダッチワイフかよ!〕
会場内のどよめきと、予想外の展開に勝敗の帰趨が読めなくなった時点で、ルナは一人勝利を確信した。
既にマキのアナルには深々と手首まで捩込み、大腸内で手の平を容赦なくグーパーと拡げたり、腸内壁越しに腟内のウナギごと握り締めたり、残りの片手でムクムクと勃起したマキの改造チンポを乱暴に扱き、股間のウナギを活用しての三点攻めで、ルナは窮地から一気に形勢逆転し、後はマキの牝逝きを待つのみとなった。
『らめぇ!このままだと、チンポ汁出ちゃうぅ… アナルマンコしゅごいィよぉ~ 』
半ば白目を剥きながら、半開きの口元に涎を垂らし、既にマキは年上の手慣れた手コキテクニックに陥落寸前だった。
更に追い打ちをかける様に、水から揚げられた淫獣ウナギは、生物系ハイブリッドの機能を活かし、媚薬効果のある粘膜呼吸から肺呼吸へと切り替え、酸素を吸い込む時点で体の横にある吸気口を周期的に震わせ、ルナ達の肉壺に甘美な愉悦を与え続けるのだった。
(続く)
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