めくるめく官能世界に程遠く ほっとして、あっはーん
「ただいまあー」
「おかえり、お疲れさま、はい、お茶」
「どうもありがとう、美味しい、ほっとする、あなたが淹れてくださるお茶が一番美味
しいわ」
「ねえ、家のお茶、幾ら」
「100g350円じゃなかったかしら、職場のは、薄くて出涸らしみたいで、お茶を飲んでる
気がしないのよね、あなたのお茶を飲んでると、なんていうの、気が楽~になるってい
うのかしら、ああー、これが幸せなんだなあー、って実感するのよね」
「疲れが溜まってるのかも、まゆさんはお酒飲める」
「ビール1、2杯なら」
「遠慮しないで、疲れが取れるなら飲めばいいのに」
「遠慮していません、以前のように、飲みたいとは思わなくなったの、あなたの影響っ
て、とっても大きいとつくづく思うわ」
「何もしてないけどね」
「そうよ、その何もされないことが、私にとっては大きな安心感に繋がってるのよ、で
すから、ね、お外で"おいた"しちゃいけませんことよ、おわかりになって?」
「ふふ、はいはい」
「はい、は一回」
「はい」
「はい、よくできました」
「キャッ、なに・・・、あ、だめだめ、そこ、ああ、いいー、感じちゃう」
「家では思いっきり"おいた"するのでR」
「あっはーん、いじわるう、あなたがほしい、ねえ、はやくう」
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