「パパが取り押さえてやるよ!
許せないな‥‥‥警察に引き渡してやる。茉莉に痴漢しようとする奴なんて!」
「親父は仕事が忙しいだろ?俺が一緒に乗るよ。妹を守るのは俺の役目だ!」
以前、痴漢の事を夕食の時に
家族に話した際、父親と兄はいきり立った。
「二人ともそう興奮しないの。友達がいつも一緒なのよ。
すごく、しっかりしてる子達なの‥‥‥心配ないと思うわ。
必ず一緒に通学するって、茉莉も言ってるから‥‥‥」
母は腰を浮かせんばかりの、二人を窘め、説き伏せた。
そんな母がバスの遅れと夏奈と未来が先の電車に乗ることをメールすると、すぐ返信があった。
(すぐ、お兄ちゃんを行かせるから、駅で待ってなさい。
一人で乗ってはダメよ)
女としての勘、母性本能が危険な何かを感じたのだろう。
母親は大学が休みの兄を、すぐに駅に向かわせていた。
(ええっ!お兄ちゃんを待ってたら、完全にわたし遅刻じゃない‥‥‥)
茉莉は心配しないでという断りのメールを再度、母親に打った。
返信のメールが返り、兄からの
メールの着信も入った。
(もうすぐでお兄ちゃんが着く‥‥‥)
(茉莉へ 改札口で待て!)
茉莉は着信を確認して、発車の
迫る時間を確認する。
(痴漢に遭うとは限らないじゃない‥‥‥ママもお兄ちゃんも心配症だよ‥‥‥もう子供もじゃないんだから‥‥‥)
茉莉は母親と兄に少しむくれながら、スマホをバックに差し込み、スカートの裾を翻して改札口を通り抜けた。
(とうとう一人になったな‥‥‥千載一遇のチャンスとはこのことだ‥‥‥)
男の好色な双眸が、ホームに向かう美少女を見つめていた。
(例のR女学院の可愛い子ちゃんは三番ホームだ。ああ、理由はわからないが一人だ‥‥‥)
男は電話を小声でかけながら、少女の後を追った。
(いない‥‥‥茉莉のやつ‥‥‥乗ったのか?‥‥‥)
一人の大学生が改札口の前で、
妹を捜して、人の波に視線を
送っていた。
(待ってろと言ったのに‥‥‥あの馬鹿ッ!‥‥‥)
マナーモードに設定された妹へのコールが、虚しく鼓膜に
響いた。
構内に三番ホームからの発車を
告げるアナウンスが流れる。
(もう、間に合わない‥‥‥)
宮本茉莉と男達を乗せた、電車はゆっくりとホームを滑り出した。
(ママの言うことを聞いて、お兄ちゃんを待てば、良かったんだ‥‥‥)
痴漢の波状攻撃にさらされた
茉莉は、車内で身体を捩りながら、自分の軽率さを悔い嘆いていた。
(パパ、ママ、お兄ちゃん‥‥‥助けてェ‥‥‥)
茉莉自身の血を吐かんばかりの、叫びが胸に響き渡る。
状況はさらに悪化していた。
車内の一番の死角に押し込められ、二人の男に前後から、挟まれて身動きも取れない。
(なんとかしないと大変なことになる‥‥‥誰かに‥‥‥)
すでに、乳首はシコリ立ち、
甘い快美が疼き始めている。
愛らしい表情に動揺がはっきりと浮かんだ。
(こちら側では降りられない‥‥‥どうしたら‥‥‥)
「 ヒッ‥‥‥ ヒイィ‥‥‥」
次の瞬間。茉莉は脳にまで衝き上がる、衝撃に喉を絞った。
真島の指がスルリと、割れ目の
内側に滑りこんだのだ。
官能中枢への刺激は、異性を
知らない女子高生にとって、
身震いするほどの喜悦をもたらした。
(いや‥‥‥ダメ!)
胸で叫び声を上げる、茉莉を
さらなる感覚が襲う。
岩崎が乳首に狙いを定め、
胸のボタンを一つ外して、ブラの中まで指を侵入させた。
官能に慄える乳首を、指先でつまみ、こね回す。
(やめてぇ‥‥いや‥‥‥)
身体を後ろに引こうとすると、
鼠蹊部を撫でていた、背後の男の指が、ショーツの股くぐりから潜り込んだ。
「ヒィーツ‥‥‥ ヒッ‥‥‥」
茉莉の喉が引き攣った。
背後から亀裂に差し込まれた指は、秘液を湧出し始めた膣口の位置を確認する。
(ここがおま○こか‥‥‥
AKB48顔負けの可愛い子ちゃんにしては、ヌルヌルが
きてるじゃん‥‥‥)
佐伯は得意になって、指先を
軽く挿入する。
(いかにもヴァージンって感じ‥‥‥少し濡れてますね
‥‥‥ねっとりしてる‥‥‥)
茉莉の呼吸はすでに乱れ、
喘ぎに近いものになっていた。
(変な気分になる‥‥‥いや‥‥‥エッチな事は嫌あァ‥‥‥)
興奮を滲ませた美貌は、紅色に染まっている。
(そろそろだな‥‥‥)
真島が空いた左手の指を自分を口に持っていった。
それを確認した、岩崎が女子高生の好みそうな花柄マークの可愛いハンカチを取り出す。
初夏の車内なら汗だくになった女子高生が、ハンカチを口に咥えていても違和感はないのだ。
(ここを、こうされたらどうだ‥‥‥)
真島の指端が充血したクリトリスを優しく弾いた。
茉莉の身体がビクンと跳ねた。
快感が花芯から頭に一気に突き抜ける。
(ああ‥‥‥感じる‥‥‥感じるぅ)
岩崎がハンカチを素早く、茉莉の口にもっていく。
(ほら、どうぞ‥‥‥しっかりと咥えな‥‥‥)
茉莉は声を漏らすまいと、無意識にハンカチを強く噛んでいた。
(これで思う存分、楽しめるな‥‥‥覚悟しろよ!)
真島はほくそ笑んだ。
(ここを、こうされたら、どうかな‥‥‥そら‥‥‥ここ)
真島は勃起した花芯を両側から指で挟み込んだ。
優しく前後に擦りあげていく。
(どんな女も一緒なんだよ‥‥‥ここは‥‥‥)
処女の肉体が身悶え、未体験の痺れが全身にはしる。
(やめてぇ‥‥‥そこ、ダメェ‥‥‥)
茉莉の快感に咽ぶ声が口内でくぐもった。
※元投稿はこちら >>