「おばちゃん!来たよ!」
あの日以来、僕はおばちゃんの家に入り浸るようになっていた。上がり込んだ六畳間には、いつもと同じ、湿った畳とタンスの防虫剤、おばちゃんの体臭が混ざりあった匂いが漂う。この匂いが僕の心を深く落ち着かせる。
ネグレクトの寂しさなのか、僕はおばちゃんを前にするといつも、自分がもっと小さな、無力な幼児に戻ってしまったような錯覚に陥り、自分でも気恥ずかしい程に甘えていた。
「ほら、朝生くん、いらっしゃい。こっちにおいで」
おばちゃんが畳の上に座り、自身の豊かな太腿をぽんぽんと叩いた。シミーズの裾から覗くその脚は、白く、どこまでも柔らかい。僕は誘われるまま、彼女の膝に頭を預けた。
「うふふ。朝生くん、なんだか今日は一段と赤ちゃんみたいね」
「そんなことないもん」
おばちゃんの厚みのある手のひらが、僕の髪をゆっくりと、慈しむように撫でる。その指先が耳の裏を通るたび、相反する二つの感情を呼び覚ました。一つは幼子が母に寄せる全面的な安堵、もう一つは雄が雌に抱く歪んだ背徳感だった。
僕は、彼女のFカップの重たい乳房を見上げていた。薄手のシミーズの下で、それは大きな果実のようにゆったりと揺れ、その先端が微かに透けている。僕は触れたい衝動を我慢するように、おばちゃんの腹に顔を埋める。
「朝生くん。…今日もおっぱい、飲もうか」
おばちゃんは僕の情欲を察した様に妖艶に微笑むと、シミーズの裾を無造作に捲り上げる。露わになった大きな乳房は、重力に逆らわず下方へと垂れ下がり、その先に佇む黒ずんだ乳首は、彼女の膝に頭を預ける僕のすぐ目の前へと迫った。
彼女は片方の乳房を掌で掬い上げ、僕の口元へと差し出す。
「ほら、遠慮しなくていいのよ」
僕は本能に突き動かされるように、その柔らかな膨らみに顔を埋め、硬くなった突起を夢中になって口に含んだ。
「あ…んっ…上手…」
おばちゃんは「よしよし」と呟きながら、吸いやすいように僕の頭を支えた。彼女の乳首は僕の舌の上でコリコリと硬く、存在感を増していく。鼻腔には、彼女の肌から立ち昇る汗と脂の、濃密な女の匂いが入り込んできた。
いけないことをしている。頭の片隅で倫理が警鐘を鳴らしているけれど、心臓の鼓動は早まるばかりだった。ランニングシャツの下で胸が高鳴り、半ズボンの股間が、自身の熱で苦しくなっていくのが解る。皮に包まれた僕の幼いちんちんは、『触れて欲しい』と脈打ち、限界まで張り詰めていた。
「よしよし…。いい子だね」
おばちゃんは僕の口におっぱいを含ませたまま、慈愛に満ちたその声とは裏腹に空いた方の手を僕の股間へと滑らせ、硬くなった僕の熱源を優しく握りしめた。彼女の手のひらは驚くほど熱く、吸い付くような湿り気を帯びていた。
おばちゃんは手際よく僕の半ズボンとパンツを膝まで引き下ろした。むき出しになった僕のそれは、先端を先走りの汁で濡らし、恥ずかしそうに震えている。
「ねんねんころりよ…」
おばちゃんは子守唄を口ずさみながら、僕のちんちんを握った手を、ゆっくりと、大きく、上下に手を動かし始めた。
先走りの汁に塗れたちんちんの皮が、おばちゃんの手の動きに合わせて、ぐちゅ…ぐちゅ…、と卑猥な音を立てて狭い部屋に響かせる。やがておばちゃんの柔らかな掌が、仮性の皮を剥き、敏感な亀頭の冠を執拗に撫で上げ、その裏筋を指先でこちょこちょと擽った。
「ひ、あ、ぁ……っ!」
喉の奥から、自分でも聞いたことのないような掠れた声が漏れる。おっぱいを吸う快楽と、下半身を蹂躙される絶頂への予感が混ざり合い、視界が白く点滅する。
「あっ…あっ…出ちゃうよ…」
限界だった。気持ち良い、熱い何かが、ちんちんの中を勢いよく迫り上がり、飛び出そうとした瞬間、おばちゃんは僕のちんちんの先を包む様に手を添えた。直後、僕は彼女の手の中に、熱くねっとりした「白いおしっこ」を勢いよくぶちまけた。ドクンドクンと脈打ちながらちんちんの先から、乳白色の液体が噴き出し彼女の掌に溜まってゆく。
おばちゃんは、僕が放出したばかりの熱いそれを、目を細めて満足そうにじっと見つめていた。そして、糸を引いて指に絡みつく白濁液の匂いを嗅ぎ、美味しそうに舌先で舐め取った。
「ごくり…。とっても美味しい…朝生くん。今日もご馳走さま」
飲み干すと、おばちゃんは舌を出して僕に見せた。
僕は、彼女が自分の精液を慈しむように味わう姿を見るのが好きだった。言いようのない征服感と、必要とされているという安らぎ、そして何よりも、自分の精液が彼女の血肉となる一体感に、長い孤独が癒される気がした。
「おばちゃん…っ」
僕は再び彼女の胸に顔を埋めた。僕を汚し、僕を受け入れてくれるこの場所。何だかとても誇らしいような、嬉しい気持ちで胸がいっぱいになった。窓の外では、夏の終わりの夕闇が、静かに二人を包み込もうとしていた。
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