奥まで挿れると藍莉は、その感覚を味わう様に「はあああぁ~…」と吐息を漏らす。
挿れただけで、まだ何もしていないのに、藍莉の身体が少しだけ、ピクッ、ピクッと震えている。
そして圭介の身体に手をつき、ゆっくりと腰を動き始めた。腰を上下に動かし、圭介のモノを受け入れる度、身体の中に痺れるような感覚に襲われる。
「何これ…今までと全然ちがう…なんで…なんでそんなに大きくもないのに…」
そんな事を思いながらも、
「…あぁん…んんっ…」と、つい感じてしまっていた。
圭介は、いつも小生意気な態度の藍莉が見せる、その切なそうな表情に驚きながらも、少し虐めたい気持ちになっていた。
圭介は藍莉の腰を掴み、下から激しく突き上げた。
「うぅっ!…ううぅん!…」
下からの激しい突き上げの連続に、藍莉の喘ぐ声はトーンが高くなる。
そして腰を掴んでる圭介の手に自らの手を当て、
「ちょっ…ヤバ…い…、ヤバい…激し…い!」
必死に耐えるのに精一杯だった。
藍莉は身体を仰け反らせ、後ろに手を付いた。そして圭介の突き上げに負けじと、自らも腰を動かす。
「くっ…こっちも…気持ち良すぎて…もうイキそうだ…」
こみ上げる快感が強くなり、フィニッシュとばかりに一段と激しく突き上げる。
「あああぁ~、あああぁ~!」
藍莉の反応が絶頂に達したようになった瞬間、圭介も絶頂を迎えたのだった。
激しいセックスが終わり、2人して仰向けになりながら呼吸を整える。
まだ少し荒い息遣いのまま、藍莉が声をかけてきた。
「おじさん…、なんか…すごかった…」
こっちも気持ちよかった、とは思ったが、言わずにいた。
「おじさんとさ、なんか…身体、合うみたいな気しない?」藍莉は続けて言った。
「…しない」
ぶっきらぼうに言葉を発した圭介だが、実際は同じようなことを感じていた。
挿れた瞬間のあの感覚…本当に身体が合うのかもしれないな…
そう思いながらも、自分が取った行動、今、ここにこうしていることがどれだけ重い罪なのか、ジワジワと感じてきているのだった。
そして後悔のあまり、目を閉じて考えた。
「いくら…ウリを止めさせようとしたとはいえ、相手は未成年、しかも絵里香の友達だって…。なんでここまでが関わってしまったのか…このコがどうなろうと俺には関係なかったのに…」
そんな事を考えているうちに、疲れもあったのだろう、そのまま眠りに落ちてしまった。
目を開けた圭介は、目の前の見慣れない光景を見て飛び起きた。そしてすぐ、状況を理解した。
「そっか…そのまま寝ちゃったんだ…」
スマホの時刻はまもなく朝の6時。
隣には藍莉が布団に包まって眠っている。
化粧の落ちたその顔は、年齢よりも幼く見え、握りしめた両手を赤ん坊のように口元に当てて眠っている。
その姿を見て、圭介は思わず頬が緩んだ。
そして、愛おしいものにそうするように、そうっと頭を撫でた。
それから、なかなか起きない藍莉を半ば強引に起こし、ホテルを出た。
休日の早朝のせいか、外に歩ほとんど人の気配がない。それでも圭介は周りを慎重に見回しながら歩いた。藍莉は眠そうな顔にをして、
「もう少し寝てたかったぁ~、ああぁ~あ…」と呑気にあくびをしている。
「…家、帰ってから寝ろ…。」
「んっ…そうする…。」
藍莉の目はまだ起きていない。それでも、
「おじさん…、また会えたりする?」
「会いません。」「なんで?」
「理由がない。」
「ええ〜っ、あんなに燃えたのに〜」
そこまで言われて、圭介は振り返り、
「約束は果たしたからな、君も約束は守れよ!もうあんなとこに立つな。」
「わかったよぉ…でも…」
と言って言葉に詰まる。
「何?」聞き返す圭介に、何か迷ってるような様子の藍莉に、
「やめるんだぞ!わかった?」
「わぁ〜かったから、はいはい。」
数日後、圭介は得意先を回っていた。
その得意先に向かう際、絵里香の学校の前を通った。
移動しながら、何気なく学校の方に目をやると、授業中なのだろう、ジャージを着たの生徒数人の姿があった。
「そういえば、絵里香前まで同じクラス、って言ってたから、あのコもここにいるんだよな…」
そう思って、先週の夜の事を思い出し、ため息をつくのだった。
「あのコ、本当にウリ辞めたかな…」
金曜日、帰りはまた21時を回っていた。
公園近くに差し掛かった圭介は、
「まさかいたりしないよな…」
そう思いながら、歩いていた。
だが、公園の外れの方に藍莉の姿があった
「あいつ…、やっぱり…」
憤りを感じた圭介は、つかつかと藍莉に歩み寄り、
「おい!何やってる!?」
と、言い放った。
「あ〜、おじさんやっと来たぁ〜」
「話が違うぞ!やめる、って言っただろうが!?」
「やめたよ、こないだ言った通り。」
「嘘だ!俺が来なかったらまたやるつもりだったんだろう!?」
「怖いよ、おじさん…なんで嘘ついてる、って…なんで信じてくれないの…」
そう言って藍莉は両手で顔を伏せた。
泣き出したと思った圭介は慌てて、周りを見回した。まだ何人もの人々が道を行き交っている。
「いや…、怒ってる訳じゃ…あの…」
そしていたたまれなくなり、藍莉の手を引いて公園の中に入っていった。
公園の中の、あまり照明が当たらないベンチに行き、藍莉を座らせた。
「あの…信じてないとかじゃなくて…今日もあそこに立ってたから、やめてないのかと…」
すると藍莉は、覆っていた指の間から、チラッと覗いてきた。藍莉は泣いた振りをしていたのだった。そして、
「おじさん待ってたんだよ、ずっと。こないだだって連絡先聞いてないしさぁ。」
と言った。
「本当にやめたのか?」
「だ〜からそう言ってんじゃん。あ〜あ、信じてくれなかったんだなぁ…」
「そ、そうなのか?だったらいいけど…」
藍莉は返事をしなくなり、うつむいている
「わ、わ、悪かったよ、まだやめてないかと…。ってか、俺を待ってたってどういう事?」
藍莉は顔を上げ、少しいたずらっぽい顔をして、
「またさぁ、エッチしたくなっちゃったんだもん、おじさんと。」
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