「うわー、景色最高。何かコンサート行くのもったいないわ。」
と、一番乗り気じゃ無かった、N子がはしゃいでいた。
妻が、
「そうね。私達ホテルにいるから、2人で行ってくれば。」
と、言ったら、E子が、
「嘘!ヤッター、オジサンの席アリーナだから、嬉しい、ママ留守番宜しく。」
チケットは、2枚までしか買えないが、同伴者のチケットは申込み者の氏名の同伴者と記載されているだけだから、本人確認無しで入れるのである。
美少女の母親は、チケット代より、スゥイートルームにいる時間を優先した。
もちろん妻のF子は、僕がE子と2人っきりの時間を作ってくれたのである。
「E子ちゃん、オジサン体弱いから、宜しくね。」
と、妻が言ったら、
「アリーナだったら、スタッフの人が近くにいるから大丈夫だよ。直ぐ呼んであげる。」
「なんか、うちの子が保護者みたい。」
と、N子が言ったら、全員大爆笑したのである。
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