母親が、ドアを閉めようと、したら、娘が振り向いて、
「ママ、足治って良かったね。」
と、言って今度は、本当に学校に向かった。
(そっか。あの子覗いていたからか。
ヤバ。あの人にも、絶対バレてる。)
リビングに戻ると、僕がいたので、
「すいません、でも怪我は本当よ。もうほとんど治っていたの。」
「でも、松葉杖が無いと不安だった。それとも、電車で席を譲って貰えるからかな?」
(ゲ!バレバレ。障害者の人に、この手の嘘は、通用しないわ。)
「別に構いませんよ。ギリギリセーフかな。酷い人だと、目が見えるのに、サングラス掛けて、白い杖着いているのいるからね。
奥さん、ありがとう。昨日は楽しかった。足痛いんじゃない。」
「ええ、少し。せっかく治ってきたのに、医者に怒られちゃう。」
と、言ったから、僕らは大爆笑したのである。
「でも、娘に気が付かれたわ。、、、。」
「僕も、、、、。」
「笑いが、止まらない。2回も見られていたなんて。でも、あの子必ず、学校行く前に、トイレ行くのに、もうしたって、可怪しいは、私が、先に起きてるし、何処でしたのかしら。」
と、奥さんが言うと、
僕らは、
「まさか!」
と、叫び。少女の部屋に向かったのである。
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