茉美は柱からは解かれたが、今度は両手を後ろに回して手錠をされた。
首に赤い犬用の首輪が嵌められる。
しかもそれに、リードではなく重い金属製の鎖が取り付けられた。
鎖の端を握ったお兄ちゃんの命令で歩かされ、茉美は玄関に着いた。
「これから外に出るよ。」
裸で外に出される..。
暑い夏や爽やかは秋ではない。今は12月だ。
普通なら厚着してコートやジャンパーが要るのに。
「茉美ちゃん、どうしても嫌だったらやめてもいいよ。」
お兄ちゃんはそう言ってくれたけど、茉美は「ううん、して..。」と答えた。
玄関のドアが開けられ、外の冷たい空気が流れ込んだ。
「さあ、出かけるよ。」
お兄ちゃんに促されて、と言うより首輪に繋がれた鎖を引っ張られて外に踏み出した。
寒い!身体全体の肌に鳥肌がたった。
裸足の足の裏にコンクリートの舗装が冷たい。
お兄ちゃんは茉美を、お兄ちゃんの家の敷地から道路へと歩かせた。
周囲は民家も人工の明かりも何もない。
ただ澄みきった夜空に細い月と星が冷たく輝いている。
風が時々、ビュウと吹いた。
そんな中を茉美は全裸、裸足で、冷たく道を歩かされた。
両手は後ろで手錠を掛けられ、やっと胸から膨らみ始めた両方の乳首にはネジで絞められる枷が、アナルの中には10センチの長さのアナル栓を入れられ、それを押さえるために前後の割れ目に食い込まされた股縄。
それをされた全裸の11歳の女の子が首輪に着けられた鎖を引かれて寒い夜道を歩いているのだ。
茉美が時々アナル栓が辛くて立ち止まると、首輪の鎖が引かれ、お兄ちゃんの手に握られた竹の棒が茉美のお尻を打った。
打たれて茉美はまたよちよちと歩き始める。
歩かされている方向は、お兄ちゃんの家から200メートルくらい離れた茉美の家の方だった。
よちよち歩きなので、大分時間が掛かった。
そこは自分の家なのに、裸でこんな恥ずかしい姿で戻ってくると、このまま入ってはいけない別の家のような感じがした。
お兄ちゃんは茉美をこのまま帰してあげるつもりでは無かった。
お兄ちゃんは茉美の鎖を玄関脇に縛りつけた。
まるで散歩中に犬を待たせるみたいだった。
茉美から取り上げていた鍵で玄関を開けて、お兄ちゃんは一人で茉美の家に入っていった。
茉美は一人で玄関先にしゃがんで、少しでも寒さから見を守ろうとしてガクガクと震えていた。
今、急にお父さんお母さんが帰ってきて、こんな私を見つけたらどうなるかしら..。
お父さんお母さんじゃなくて、別の人が急用できちゃったら?
そんな想像をしているうちに、やっとお兄ちゃんが戻ってきて茉美を家に入れてくれた。
しかも玄関から上がる時に、汚れた足の裏を拭いてくれた。
お兄ちゃんは茉美の家のこともご近所だから良く知っている。
最初に行かされたのは2階の茉美の部屋だった。
やはりアナル栓が入ったまま階段を昇るのは辛かった。
アナルも痛いけど、前の割れ目の中も縄で擦られて痛かった。
明かりのついた茉美の部屋で、茉美は姿見に今の自分を写して見せられた。
惨めないやらしい姿だった。
そのまま勉強机の椅子に座るように言われたが、座った途端にアナル栓がお腹の中を刺激して思わず、ひっ!と声を上げてしまった。
机の引き出しを開けられて、茉美の愛用のシャープペンの先でしこった乳首をまたツンツンとされた。
衣装タンスの引き出しも開けられた。
茉美の下着が全部取り出される。
「茉美ちゃん、可愛いパンツいっぱい持ってるね。」
お兄ちゃんはその中から二枚取り分けてバッグに入れた。
それからまた一階に下ろされて、今度はリビングに連れていかれる。
そこに両親と茉美が3人で仲良く笑って写った写真が飾られていたが、お兄ちゃんはその写真の前に茉美を立たせ、前の割れ目に食い込んだ縄をクイクイと引っ張ったり、枷を嵌められた乳首を弄ったりして茉美を苦しませて言った。
「本当におじさんおばさんに、今の可愛い茉美ちゃんを見せてあげたいね。」
次に連れていかれたのは、両親の寝室だった。
ここは茉美もあまり入らない部屋だ。
お兄ちゃんはそこでお母さんの衣装タンスの引き出しを開け、茉美に残酷なのものを見せてしまった。
お母さんの下着は落ち着いたベージュやグレーが殆どだったが、お兄ちゃんはその奥に隠されたように入っている箱を見つけた。
その中身を見せられた事がこの夜茉美にとっては一番残酷なことになった。
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