紗季の部屋に行った時、俺が理由を聞くと、紗季は
「別に…家に居たくないだけ。アイツがいるから…」
と答えた。
アイツとは紗季の父親、社長のことだ。
社長が身勝手で、他人に冷淡なのは昨日今日始まったこととではないが、紗季も高校生になり、自分の親が周囲からどう思われているか、分かってきたのだろう。
だが俺はこの時、紗季の非行を止めさせたいと思った。
紗季みたいな世間知らずのお嬢が、夜遊びや無断外泊をするようになれば、速攻で年少に入る前の俺たちみたいな男にヤラれてしまうだろう。
愛だ恋だという話ではなく、俺は単純に、俺以外に男を知らないはずの紗季の身体を独占していたかったのだ。
だが、俺みたいなのが説教をしても、まるで説得力がない。そこで俺は、半グレアニキの手伝いをしていた頃に見聞きした中で、一番グロい話を紗季にしてやることにした。
前にも書いたが、当時俺たちのグループには何人か女がいて、その人たちを頼って、中学時代の後輩とかの少女が家出してくる事がたびたびあった。そういう娘を俺たちは、決まって歓迎会と称して酒盛りに誘い、酔いつぶし、マワした。
朝目覚めてマワされたことに気付き、泣き喚いたり怒ったりする娘もいたが、たいがいそれで懲りて、家に帰って行った。
ところがある日、見るからにいいとこのお嬢さん風の、かなりの美少女が現れた。すると誰から聞いたのか、この時に限ってアニキが現れ、なんだかんだと理由を付けて自分の事務所へ連れて行ってしまった。もちろん、逆らえるヤツはだれもいない。
その子がそのあとどうなったか。それは後日アニキが、その時撮った映像を見せながら教えてくれた。要は事務所に着くなり、アニキと居合わせた男どもにいきなり裸にされ、アニキに処女を奪われ、その後でマワされたのだ。そしてそれをビデオに撮られた。
ただ、犯されただけではない。
全部脱がされたあと、数人がかりで身体を押さえつけられ、全身をくまなくしゃぶり尽くされる。そのあとで無理やり開脚させられ、閉じた襞も指でキレイに開かれて、中の粘膜の様子をドアップで撮影された。小陰唇も、クリトリスも、膣穴も。さらに極限まで拡げられた膣穴にカメラが近付くと、穴の入り口を塞ぐように肌色の物体が写っていた。アニキはそれを、「処女膜だ」と説明してくれた。
そしてその穴に、アニキの極太の肉棒が、少女のひどい悲鳴とともにズブズブと埋め込まれ、接合部から鮮血が溢れ出してくる。
破瓜の時の出血量は、かなり個人差があるらしく、紗季の時は大したことなかったが、この時の少女は多めだったようで、アニキがピストンのために一度引き抜くと、肉棒が血で真っ赤に染まっていた。
その後もアニキが動くたびに少女は「いたい!いたい!やめて!」と叫び続けたが、アニキの射精が終ると、脚を閉じることも、逆流してくるモノを拭うことも許されず、すぐに次の男の肉棒が埋め込まれ、ピストンが再開される。
3人目以降になると、少女は無反応になり、目を見開いたまま、ただ揺さぶられるままになっていた。
俺たちだって、家出少女を何人もマワしたし、中には処女だった子もいたが、俺はこの映像を見せられ、興奮するよりも気分が悪くなった。
その後この映像はすぐに、裏ビデオ業者に高値で売られた。少女が選ぶことができたのは、顔にモザイクを入れるか、そのままか、それだけ。少女は泣く泣くモザイクを選んだが、代わりに契約書にサインさせられ、その後何本もの裏AVに出演させられた。
すべて処女レイプもの。つまりその子は、自分が体験した地獄を、様々な衣装、シチュエーションで何回も再現させられたのだ。
俺の話に真顔で聞き入っていた紗季は、
「その子、その後どうなったの?」
と聞いた。
「さあな。撮影の時以外は事務室に監禁されてたらしいから、アニキの逮捕の時にでも助け出されたんじゃねぇか?」
俺がそう答えても、紗季は俯いたまま黙り込んでいたが、しばらくして
「あたしは…そんな所には行ってない。同級生で一人暮らししてる子がいて、その子の部屋に…」
と言った。
「そうか、そんなら…」
「でも、この間その子の部屋にいた時、急に友達だっていう男の子達が来て、お酒飲み始めちゃって」
今度は紗季が、語り始めた。
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