施設の後片付けをしながら、
次回木原親子は来るだろうか……。そうだ参加者名簿を見れば木原親子の住所や電話番号はわかるはず。
木原親子の参加名簿を見つけ、スマホでパチリ。
ん?……自分の家から30分位の所じゃないか。
もし次回木原親子が来なくても、偶然を装い会うことは出来るはず。でもそれは保険。次回来ることを期待しよう。
館長の山田さんが僕に話しかけてきました。
「倉田くん。今回も色々ありがとう。君の評判はいつも参加者親子にとても良いみたいだ。リピーターが多いしね。でも今回はあの親子にかかりっきりだったね。
みんな平等に扱ってくれると助かるんだが…」
「すいません…あの親子は初参加だったので特に気になってしまって。」
館長は僕の耳元で、
「あの子に狙いを定めたのか?ふっふっふっ…相変わらずだな。でも難しそうだぞ。俺は母親のほうが好みだが。」
館長は僕の正体を知っている。それはなぜか…。
元はと言えば館長が気に入った女の子の母親との関係を持っている事に僕が気付いたから。
館長は母親がターゲットらしい。黙っているからと僕も……。
お互いに秘密を共有し、フォローしている。
まあ、お互いばれたらおしまいだって事はわかってる。でもそんなミスはしない。
無理矢理抱く事はないから。無理矢理犯せばすぐにばれる。脅しても無理。特に小学生なんかはすぐ親に言うから。
性の知識に乏しい小学生に自分から抱いて欲しいと言わせる。難しいが……。僕の事が好きで好きで仕方がないまで持っていくまで時間がかかる。その上僕には彼女がいるとまではっきり言う。イベントの時だけの恋人。子供達は少し大人になったと勘違いし割りきって受け入れる。
初めて抱く時はなるべく時間をかけて絶頂まで追い込んでいく。初めて絶頂を経験する瞬間の子供は可愛い。だから最初は挿入しない時もある。幼い子は痛みに弱い。でも一度絶頂を知ってしまえば後はお菓子を欲しがるように快感を求めてくる。
無邪気にね。快感を求めてイベントに参加してくる。
別れかた…それも大切だ。
だから最初から彼女がいると言う。小学生の時の良い思い出になるよう……。電話番号も交換しない。
中学生になりだんだんイベントに参加しなくなってくる。自然の別れが大切だ。
「倉田くん。あまり無理はするな。出来るだけフォローするが。」
「館長。わかってます。僕も出来るだけフォローします。」
次回6月のイベントは一泊二日。
初日は遺跡発掘。その後親子ミニゲーム。
夕食はバイキング。
2日目は、高原パターゴルフ。親子で汗をかこう。
昼食を挟んで温泉でのんびり。
温泉は水着で入れる混浴。
さてひなちゃんは来るだろうか?
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