俺が通っていた学校は、村外れの田んぼの中にあった。小学校も同じ敷地の中。
校門の前がバス通り、といっても、ひろ姉たちの高校がある町との間を、朝晩2往復するだけだった。
そこから、村人の家が集まっている集落へ行くには、必ず寺の山門の前を通る。
つまり俺は、ひろ姉にしても、舞や沙弥にしても、待ち伏せするには部屋を出て、山門の陰に隠れているだけでよかったのだ。
住職が用事で隣村へ出掛けた日を狙って、俺はひろ姉の帰りを待った。
道の向こうから歩いてきたひろ姉は、俺を見つけると、いつものように綺麗な笑顔を見せてくれた。
俺が待ちきれず、近づいて行くと、ひろ姉は『ん?』という顔をした。
「なに?あたしに用だった?」
「……ちょっと、ひろ姉に読んで欲しいものがあって…うちの蔵の中なんだけど…」
俺はひろ姉に、手帳の事を説明した。ただし、すでに高3の先輩(隆さんという名前だった)に読んでもらったことは、言わなかった。
「ふ~ん。なんだろうね?いいよ。読んであげるから持ってきて。」
俺は大きく首を横に振り、
「蔵の中の物、勝手に持ち出したら、住職に怒られるよ」と訴えた。
「そうか…でも、あたしが蔵に入って中の物読んで、怒られない?」
「それは…今日は住職、隣村に行ってるから、大丈夫。ちゃんと元に戻しておけば」
「そう…」
ひろ姉はまだ少し躊躇っていたが、
「なら、いいよ。読んであげる。」
そう言って、俺より先に山門を抜け、蔵へ向かった。
後に続きながら、俺は心臓がバクバクしてきて、ふらつきそうだった。
俺は蔵の鍵を明け、先に中に入って明かりを点けた。
続いてひろ姉も入ってきてくれた。
「これなんだけど」
俺は、この時のためにあらかじめ蔵に戻しておいた手帳をひろ姉に差し出した。
「これって…」
読み始めてすぐに、彼女は顔を赤くした。
俺は、なるべくさりげない足取りで扉まで戻り、鍵を下ろした。
ひろ姉はその音に気付き、手帳から顔を上げると、怪訝な顔で俺を見た。
「それ、隆さんにも読んでもらったんだ。そしたら…先代の住職は、ここで村の娘とヤッてたんだろうって。嫁入りが決まると、その前に。昔そういう風習があったって…」
するとひろ姉は、暗い顔をして
「……それ、あたしも聞いたことがあるよ。初夜権とかいうらしい…ひどい話だよね…」
「ああ、本当にひどい。戒律とか言って、俺にはさんざ我慢させておいて……でも自分達はそんなの全然守ってなかったんだ!」
ひろ姉と俺の言う『ひどい』は、意味がずれていたのだが、その時俺はその事に気づいてなかった。
この時、ひろ姉はようやく、今日俺が彼女を蔵に誘った理由に気づいたようだった。
だが、だからといって慌てたり、恐怖で顔をひきつらせたりはせず、むしろからかうような口調で
「なるほど… で?それを知ってゆう君としては、どう思ったの?」
俺が口ごもっていると
「自分も、ヤリたくなっちゃった?」
俺はゆっくりと頷いた
「あたしと?」
「うん…」
するとひろ姉は、怒ったり、嫌な顔をしたりする代わりに、少し困ったように微笑んで、
「ゆう君の悔しい気持ちは分かるけど、ヤられるのは嫌だな」
と呟くように言った。
「なんであたしなの?村には他にもきれいな子が何人も…」
「す、好きだから!前から… だから、俺!」
ひろ姉はますます困ったような、呆れたような顔になり
「……嬉しいけど、そうだな…もし今のが本気だったら、高校生になってからもう一度言ってくれない?そしたら真剣に考えるから…ね?」
言いながら、俺の横をすり抜け、蔵の扉へ向かおうとした。
俺は慌てて扉の前に立ちふさがり
「か、帰っちゃいやだ!」
と叫んだ。
「……帰してくれないの?」
俺は黙って首を横に振ることしかできなかった。
「……どうすれば、帰してくれる?」
どんな場面でもそうだと思うが、女をレイプしようとする場合、相手がこちらを怖がり、「やめてよ!」などと叫んだりする方がやり易い。
こちらもスイッチが入りやすいのだ。
だがひろ姉は、こんな場面になっても俺を怖がってくれなかった。
その気になれば俺などどうにでもできる、という自信があったからだろう。
結局俺は、大幅に妥協せざるを得なかった。
「……パ、パンツ見せて…」
消え入るような声でようやく言うと、ひろ姉はふーーっとため息をつき、
「……見せたら、そこ開けてくれる?見るだけでいいんだね?」
俺は大きく何度も頷いた。
ひろ姉は、プリーツスカートの襞をつまんだまま、うつむいて暫く躊躇っていたが、やがて、少しずつスカートを捲り上げてくれた。
彼女の白くきれいな太ももが現れると、俺は弾かれたように足元に正座した。
「…やた…そんな近くで見ないで… 恥ずかしいよ…」
「み、見えない…もう少し…」
俺は痛いほど首を曲げて、下から覗き込んだ。
ひろ姉はゆっくりとたくしあげて行き……やがて白い三角の布が現れた。
と同時に、奥から嗅いだこともない、オスを誘う芳しい臭いがして来て…わずかに残っていた俺の理性を吹き飛ばした。
ひろ姉の顔を見上げると、恥ずかしさから顔を背け、目を瞑ってしまっていた。
「…ねぇ、もういいでしょ?」
その言葉と同時に、俺はスカートの中に両手を突っ込んでお尻を引き寄せ、ひろ姉のそこにむしゃぶりついた!
「あっ!こ、こら!見るだけって…やっ!やめて!ゆう君!」
こんなに慌てたひろ姉を見るのは初めてだった。
彼女は最初、俺のおでこを両手で押して、唇をそこから引きはなそうとしたが、俺が尻に回した手で、パンツを脱がそうとしていることに気づくと、慌てて手を後ろに回し、スカートの上から抑えようとした。
だが、一瞬早く俺は、彼女のパンツを一気に膝下までずり下ろし、裸のワレメの中を嘗め始めた。
「やあっ!だ、ダメだって…ゆう君放して!」
ひろ姉は俺の頭を拳で叩いて撃退しようとしたが、全然力が入っておらず、痛くはなかった。
叩いても効果がないと見ると、一歩ずつ後退し始めた。
俺はそれに追いすがるように、膝で前進した。
ひろ姉の下がる先に、古い畳が6枚積んであった。
俺は姉の太ももを抱える格好で、そこへと誘導するように、舌でひろ姉を追い詰めた。
「きゃっ!」
とうとう彼女の踵が畳の縁に当たり、畳の上に派手に尻餅をついた。
俺はすかさず、膝の下に絡まっていたパンツを足首から抜き取り、両脚を畳の上に抱え上げると、立てた膝の間に顔を突っ込んだ。
「ダメ… ダメだよ、ゆう君。もうやめよ!ね?」
姉は懸命に俺をなだめようとしたが、俺の耳には一切入らず、ひたすら嘗め続けるだけだった。
すると姉は……
「…んっ……んんっ… あっ…」
喉の奥から囁くように、甘い声を漏らし始めた。
同時に、俺の頭を押し退けようとする力がどんどん抜けて行き、しまいには畳の上に両手を下ろし、俺の舌に合わせてビクッビクッと反応するだけになった。
『やった!ひろ姉が、俺を受け入れてくれた!』
調子に乗った俺は、そこから口を離し、夏服のセーラーを捲り上げた。
すぐに姉の白いおなか、更に捲ると、小ぶりだが形のいい膨らみが現れた。
『ブラを…脱がさなきゃ…』
背中に手を回してホックを外そうとするが、慣れていないのでうまく行かない。
すると、ひろ姉はちょっとだけ背中を浮かせ、協力してくれた。
白い小山と濃い肌色の乳首。口に含んで舌先で転がすと、すぐに勃起して、吸うとチュウチュウ音を立てるようになった。
「んっ!んんっ… ふふ、なんか赤ちゃんみたい…あっ!」
言いながら姉は、俺の頭を撫でてくれた。
しかし俺の方はもう、このあと自分自身が挿入って行く場所のことが気になって仕方ない。
左右の乳首を交互に吸いながら、右手を下に伸ばし、そこに触れた。
襞の中を撫で回しながら
『どこだ?チンポを挿れる穴は?下の方って聞いたけど』
田舎の童貞少年たった俺は、女性のそこは、写真でも見たことがなかった。
ただ、同級生の悪ガキが
「女のワレメの一番下に、挿れる穴があるらしい」
「広げてみても小さい穴があるだけだが、弾力があり、チンポを挿れると大きく広がるらしい」
と話していたのを聞いた。
それだけが俺の情報の全てだった。
『ワレメの…一番下…』
中指を押し込みながら、少しずつ下へずらして行くと…
「痛っ!」
「あ、ゴメン」
「そこ、指挿れちゃダメ。痛いよ…」
「ひろ姉… やっぱり、処女なんだな?」
「なによ?疑ってたの?」
「そうじゃねぇよ!ただ…嬉しくて…」
「バカ……」
ひろ姉は苦笑したが、この会話で俺は、最後までヤってもいいんだ、と確信した。
もう躊躇うことはない。
俺はズボンの中で痛いほど巨大化したチンポを、苦心して解放した。
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