いよいよ手術当日の木曜日になった。朝早くからマリが1人で来た。「学校は?」と聞くと「休んだ」と言った。「ダメじゃん休んじゃ」と言うとマリは泣きそうな顔をして「…だって…心配なんだもん」と言った。俺はマリの頭を撫でながら「大丈夫だよ」と言ったら「頑張ってね?」と言ってキスをした。俺はマリを愛おしく思い抱きしめた。やがて早苗さんが来て「小太郎君行くよ」と言われ車椅子に乗り手術室に。早苗さんは心配するマリに「大丈夫だよ…私もいるから」と言って「終わったら呼ぶから部屋で待ってなさい」と言い聞かせた。手術室に入り台に寝ると麻酔医が「麻酔しますね」と言って麻酔を打った。暫くすると効いてきてボーっとしてきた。やがて俺は深い眠りに落ちた。…目が覚めると早苗さんがと先生がいた。「〇〇さん分かりますか?」と聞かれ俺は頷いた。「無事終わりましたよ」「…ありがとう…ございました」右向きに寝かされていた。動こうとしたら「ダメですよ!動いちゃ」と言われた。俺は尿意を覚え「オシッコしたい」と言った。
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