さやたんの家に忍び込んだ日の、次の日曜日。
ようやくさやたんの期末テストが終わり、僕のアパートに来てくれた。
この日僕は、さやたんにどれだけ怒られるか。あの日彼女は、来てくれて嬉しかった と言ってくれたけど、あれは僕を落ち着かせて、早く帰らせるために言ったのかもしれない。でもたとえどれだけ責められても、土下座をしてでも、謝って許してもらおう、と心に決めていた。
でも、アパートに来たさやたんは、俯いたままなかなか口を開かなかった。
沈黙に耐えかねて、僕の方から
「さやたん。こないだはゴメンね。僕、暑さと、君に会えない寂しさで、どうかしてたみたいで…」
するとさやたんが、
「あのね、ミー。私、ずっと考えてたの。ミーがなんであんなことしたのかって。で、友達に相談してみたの。前に話したでしょ?同じクラスで、もう経験しちゃってる子。」
「…」
「私たちのこと、どこまでしてるかも、話した。そしたらね、それはかわいそうだ。蛇のナマゴロシだよって、すごく責められちゃった。」
「そんな…でも、僕は…」
「ミーがあんなことしたのも、私が我慢させ過ぎてるせいかなって。だから、今日は私…」
ここまで聞いて僕はやっと、さやたんが沈んでいた理由が分かった。
前にさやたんは、まだ処女でいたいって、余裕のあるような言い方をしたけど、ホントはすごく怖いんだ。
セックスをすることが。
僕だって、さやたんの中に入って射精したら、どれだけ気持ちいいか、幸せな気持ちになれるか、想像してみなかった訳じゃない。でも、すごく大切に思ってるのに、こんなに怖がってるのに、とてもそんなことできない、と思った。
「さやたん、ダメだよそんなこと。さやたんはまだ子供なのに…」
すると彼女はキッとなって
「じゃあなんで、大人のミーさんは、子供のさやかのおっぱいやアソコを嘗めて、いかせたりしてるんですか?」
と聞いてきた。
僕が絶句してると、さやたんは立ち上がり、シャツとブラを脱ぎ捨て、スカートも脱いでショーツ一枚になって、ベッドに横たわった。
「さやたん…ホントにいいの?」
さやたんはコクンと頷いた。
でも僕はまだ、ためらった。
『いつもの流れで、おっぱいから始めて…,挿れる時、さやたんが怖がったり、痛がったりしたらすぐにやめよう』
そう考え、僕もベッドに上がろうとした。
するとさやたんが、
「ミーも脱いで。いつも私ばっかり覇だかにされて、恥ずかしいよ」
と、ぎこちなく微笑んだ。
そういえば僕はまだ彼女に、裸を見せたことがなかった。
僕が脱いで、トランクスを下ろすと、中で痛いほど勃起し切っていたぺニスが、バネ仕掛けのように跳ね上がり、上を向いた。
さやたんが目を見開いて、それを凝視している。
処女のさやたんが、勃起した男の物を見るのは初めてだったのだろう。だが彼女は単に、物珍しさからそれを見つめていた訳ではない。今からこの長くて太い物が、自分の小さな膣に入って来る。本当に入るのだろうか?どれ程の痛みか?それが、不安だったのだと思う。
僕は身を屈め、なるべくそれを見せないようにベッドに上がり、身体を密着させてさやたんの視界からそれが消えるようにした。
いつも通り唇を乳首へ。でも、いつもより時間をかけ、じっくりと嘗め転がして、アソコがビショビショになるのを待った。
さやたんは手を下に伸ばし、そっと僕のぺニスの先端に触れた。そして、太さと長さを確認するように指先でなで回してから、握った。
手こきは、してくれなかった。
それは、僕に快感を与えるための行為ではなく、それに触れてみることで、少しでも不安を和らげようとしていたのだろう。
だが結果的に、生まれて初めて女の子に握られた僕のぺニスは、人生最高かと思うほど固く巨大化し、さやたんをさらに不安にさせてしまった。
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