痴漢の話しがあってから3日後、俺が痴漢に間違えられた。暗い夜道を2人で歩いている時に俺の靴ひもがほどけ、華が少し先に行き俺が後を走って追っかけた所を、巡回中の警官が勘違いした。警官が俺を取り押さえた所を華が「この人は隣りの家のお兄ちゃんですっ…夜道は危ないからっていつも送ってくれてるんですっ」と言ってくれて事なきを得た。それを母に話すと笑って「災難だったねぇ」と言った。その後痴漢は捕まった。犯人は17歳の高校生だった。…家の母は看護師をしている。ある日家に帰ると華が俺ん家にいた。理由を聞くと母方の親戚が他界し2日程預かって欲しいとの事だった。華はその親戚とは面識がないから葬儀には行かない事に。母曰わく1人で家にいるよりは安全?だからとの事だった。華の母親も納得したらしい。が、俺の母は夜勤の日だった。「親父は?」と聞くと出張で帰らないと言っていた。「じゃあお願いね…アンタ華ちゃんに変な事するんじゃないよっ」と言ってから仕事に行った。
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