夕飯を食べた。ワインを呑んだが俺には合わないなと思った。「義弘君呑まないのか?」「すみません…お酒は苦手で…以前色々試しに呑んだけど、次の日がツラくて」「そうか…じゃぁジュースの方がいいか」「すみません」「義はお母さん似だもんね」「お義母さんも呑めないんだ?」「そうよ…家の家系は弱いみたい…お父さんも昔は全然弱かったって」「へぇ…」「おじいちゃんなんか奈良漬けで倒れたって言ってたし」「それは相当だな…無理しなくていいから」「はい」…夕飯が終わりそれぞれ思い思いの時を過ごした。「お姉…ちょっとコンビニ行ってくる」「暗いから気をつけて」と玄関に行くと「私も行く」と千佳も付いて来た。2人で暗い道を歩いていく。「雨降ったから涼しくなったな」「うん…気持ちいいね」「起こす時キスしただろ?」「あっ!?バレた」「してもいいけどバレない様に気をつけないとな」「うんそうだね」千佳の手を握った。千佳は嬉しそうにぎゅっと握りしめた。コンビニでジュースや雑誌、アイスも買って別荘に戻った。
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