年末風邪をひいて寝込んだ。休館前にどうやら貰ったらしい。(そう言えばあのオヤジ風邪ひいてたな…)と思いながら寝ていた。何とか病院に行って、診察を受けて点滴をして貰った。家に帰って寝ていたら呼び鈴が鳴り玄関を開けると、由衣ちゃんと由衣ママが立っていた。「大丈夫ですか?」「何とか…生きてます」「これお粥です」と鍋を出した。「由衣から聞いて…」「さっき図書館行ったら、お兄ちゃん休んでるって聞いたから…慌ててママに言ったの」「そうなんだ…ありがとうございます。頂きます」「症状は?」「インフルエンザなんで近寄らない方がいいですよ」「まぁ大変…じゃぁ寝てないと辛いわね…何かして欲しい事あれば、遠慮しないで呼んで下さい」「はいありがとうございます…じゃぁお休みなさい」「お大事に」「またねバイバイ」「バイバイ」と言って俺は少しお粥を食べて布団に入って眠った。どれ位経ったか分からないが、誰かが俺の顔を拭いた。ひんやりして気持ち良かった。目を開けると枕元に由衣がいた。
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