会が終わり後片付けをした。それが終わると「お兄ちゃん終わるまで本読んでるね」と由衣が言って、いつもの様に本棚から小説物を持って席に着き読み始めた。俺が返却された本を棚に戻してると由衣が来て「これってなんて読むの?」と聞いてきて「これは〇〇って読むだよ」と教えると「ありがとう」と言ってまた席に戻り読んだ。やがて閉館を知らせる館内放送が鳴ると、由衣は事務所に入って続きを読んだ。片付けと掃除が終わりいつもの様にアパートへ帰った。部屋に入って夕飯の用意をしてると、由衣の母親が帰った。「今日は早いですね」「ええ一番のイベントが終わったんで」「良かったら夕飯どうですか?昨日の余り物ですけど」「そんな悪いですよ…」「多い方が楽しいですから」「でも…」「お母さん食べよう」「由衣ちゃんもこう言ってるし」「じゃぁお言葉に甘えて…」と言って3人でささやかなクリスマスパーティーをした。由衣はいつも以上に楽しそうだった。楽しい時間も終わり2人は部屋に戻って行った。
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